8月9日(日)に、航空自衛隊千歳基地で行われた航空祭では、
歩哨犬(ほしょうけん)の訓練展示もありました。
航空自衛隊では、「歩哨犬」と呼び、
陸上、海上自衛隊などでは「警備犬」と呼びます。
基地の警備、監視をし、服従訓練、襲撃訓練、隠された爆弾の発見、遭難した人の発見など、
さまざまな訓練を受けているそうです。
指示通りに動く、歩哨犬。(↑体重40kgくらい)
走っている際、「回れ!」のかけ声で、Uターン。
「このカバンを守れ!」の指示で、誰も近づかせないよう、威嚇し吠えまくる。
火薬の匂いがする箱を見つけ出し、静かにその前で座って、知らせる。
振動などで爆発することもあるので、吠えないことも訓練。
犬の視力は、10mくらいの所までは見え(比較的近視)、
遠く離れている「動いているもの」に反応するそうです。
人間の声の大きさや抑揚によって、感情を読み取るそうで、
訓練の際も、使い分けることで、色々な場面を演出していたように思えました。
歩哨犬たちは、現役を引退しても、基地内で余生を送るそうです。
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