円山動物園で、今年4月から始まった「森の散策タイム」。
普段は入れない敷地内の森を、ガイドを聞きながら、散策をするというもの。
(土日祝日にのみ開催、1日3回実施、定員20人程、開始30分前に整理券配布)
今回は、8月30日現在の、森の様子です。
今年は、たくさん咲いたオオウバユリも、花は終わり、結実の時。
薄い種が、層になって並んで入っているのが、見えます。
オオウバユリは、種から発芽後、毎年徐々に株を大きくし、
花をつけるまでには、7年ほどかかるそうです。
エゾトリカブト。
過去に事件が起きて、その名が有名になったトリカブト。(私もその時覚えました。)
昔、アイヌ民族の方たちは、この根から取った猛毒を、熊退治などに使ったそうです。
春には、山菜としても楽しまれる、コゴミ(クサソテツ)。
夏までは青々と茂っていましたが、そろそろ葉の一部が茶褐色になってきていました。
春に、マムシのような形状になっていた、マムシグサ。
花の終わりには、こんな実ををたくさんつけていました。
トチノミも落ちています。
中の実は、栗にそっくりですが、違うポイントが一カ所。
栗は、てっぺんに尖った所がありますが、トチノミは、お饅頭のように、つるつるまん丸。
イヌホオズキの実に、スズメバチが止まって、中身を吸っているようでした。
子供のカナヘビが、ひなたぼっこ?それとも、虫を狙ってる?
今年は、ため池にカエルがたくさんいたせいか、ヘビがよく出没したそうです。
私は、この散策中には、まだ一度も出くわしたことがありませんが、
午前の部だと、確率は高いようです。
(これから寒くなると、また会えなくなりそうです)
コメント
秋の実満載の~散歩道
良いですね~☆
hisamiさん
ゆっくり眺めながらの散策は、
ある意味、とっても贅沢です。