雪虫も飛び始め、深まる秋。
10月25日現在の、円山動物園の森の様子です。
落葉が進んでいる森は、太陽の日が差し込み、さらに明るくなりました。
散策路には、たくさんの落ち葉が、積み重なっています。
その落ち葉を、観察してみると、なんとなく、裏側が上になっているものが多い。
なぜか?
1.葉が落ちると、乾燥し、表を内側にして少し丸まり、
表が上になっていると、風に吹かれてひっくり返る。
裏が上だと、(吹かれても)安定している。
2.葉の裏側に、気孔がたくさんあるので、裏を上にして、蒸散を早める。
という説があるそうです。
木の根もと部分の穴を覗いてみると、クルミの殻がたくさん入っていました。
そのクルミを取り出してみると、2タイプあり、中身の取り出し方によって、
誰が食べたのかが、大体わかるようです。
リスは、こんな根元に巣を作らないので、ここは、ネズミのすみかではないかということ。
リスの食べ残しを、持って来て集めたようす。
高いところで実ったヤマブドウの実が、散策路脇に落ちていました。
葉が落ちると、ヤドリギも、見つけやすくなります。
ルイヨウショウマの実は、残りわずかになっていました。
倒れた木に、ナメコが生えていました。
円山川にも、たくさんの落ち葉。
植えていないのに、森の中に咲く、ジギタリス。
動物園内の花壇にあったジギタリスの花の種が、なんらかの手段で、ここにやってきたよう。
いつもは、何気なく見ているものにも、科学があり、
それぞれに、ちゃんと意味があることを、気づかせてくれる、小さな森の散策路です。
今年の「森の散策タイム」ツアーは、11月8日(日)に終了しています。
冬期は、不定期に実施するかもしれない?ということですが、
定期的には、来年のGW明けからの予定ということでした。
コメント
おはようございます
プリッと艶やかなナメコ(大好物!)
ピンク色の茎がカワイイルイヨウショウマ。
まるで宝の穴場の木の根元。
こんな宝探しの探索大好き☆
楽しいですよね♪
MAYUさんなら雪の中をスノーシューを
履いて行けますよ~
ダイちゃんママさん
実は、スノーシューは未体験なのです。
この冬は、体験出来るかな。
一度は、挑戦したいと思っています。
夏にオオウバユリが満開のとき、やはり雨のときに参加しました。(どうも夏以降、私は雨男)
秋も面白そうですね。また来年ですね。
ガイドの吉野さんに「冬はやらないの?」と聞いたとき、未定と言ってました。是非やって欲しいです。
takeskiさん
2週間ごとに風景が変わるとのことでした。
私は、月1で精一杯でしたけど・・・(^▽^;)
冬の景色も、是非見てみたいですね。