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スモモ旅立つ



2010年

スモモ(28歳)が、今朝未明、肺炎のため亡くなったそうです。
円山生まれの円山育ち。
8頭を出産、うち7頭の赤ちゃんを育てあげた、グレートマザー。
写真は、2010年4月撮影のもの。
2009年11月15日に、伴侶のシンゴを亡くし、独りになってしまいました。
心のよりどころは、隣に住むダチョウのバロン・・だった頃のスモモです。
笑顔に見える、お気に入りの写真です。


お知らせ

開園中の訃報では、死因は調査中とありましたが、
その後、円山動物園HPで、肺炎と発表されました。

訃報
乾草

きれいに清掃された、主をなくしたスモモのマス。
乾草が置かれていました。

献花台

献花台が用意されました。

円山育ち

スモモの紹介パネル。
28歳といえば、かなりご高齢。

往復

2009年11月15日、シンゴが亡くなってからは、落ち着かない日々を過ごしていたスモモ。
シンゴがいたマスの方の檻際を、行ったり来たり。

治療

当時、左後ろ脚を痛めてしまい、治療中。
シンゴがいたマスに移ると、隣にバロンがいてくれるからか、
少しずつ落ち着いてきたよう。
でも、バロンの姿が見えなくなると、鳴いたり落ち着かなくなる・・
その後、2010年10月7日に、釧路から飛馬が来園。
別マスですが、仲間が増え、現在に至る。

2011

スモモはスタイル抜群、白と黒のコントラストも、くっきりハッキリの美馬さんでした。

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今年に入ってからは、特に動きもゆったりめとなり、
黒い毛もなんとなく、茶色っぽく見えたものです。
年を重ねていくさまに触れ、懸命に生きる力も感じました。
1日でも長生きしてほしい、新施設で暮らせたら、という思いはもちろんありましたが、
移動の余計なストレスもかけず、住み慣れた場所で、
すぐ隣に仲間がいてくれる場所で逝くことが出来て、よかったのかも・・
とさえ、思ってしまいました。
とても残念で、寂しいですが、感謝の気持ちで送りたいと思います。
今年4月のスモモです。
今度は、飛馬が、不安になっているはず。
時々、鳴いていることもありますが、
餌は食べているようでした。

コメント

  1. たまこ。 より:

    毛艶が本当にいいですよね。足の先まで綺麗に縞模様があるんですね。初めて気がつきました。

  2. リラックマサコ より:

    28歳といえば、高齢ですよね。
    寿命なのでしょうが、やっぱり寂しいです。
    4月にゴマキが亡くなって、やはり、人間と同じで動物達も年齢には逆らえないんですね。
    昨日、NHKBSでナマケグマの番組をやっていました。
    ゴマキを思い出し、日本の動物園では、ナマケグマはもう見られないんだ、と思ったら、涙が出てきました。
    スモモも天国でゴマキと仲よくね。

  3. あっちっち より:

    そうですか、肺炎ですか・・・
    息苦しくなかったかな・・・
    干草の上で、眠るような姿で息絶えていたとのことですが、
    苦しまずに逝くことができたと思いたいな・・。
    スモモちゃん、お疲れ様でした。
    もう、かつてのルームメイトやご近所さんと会えているかな?
    どうか、どうか安らかに・・・。

  4. なお より:

    高齢でもあり、前胸、頸、とも、き甲の辺りが、やはり衰えてきていたんですね。こんな状態になって来ると、見てる方も胸が締め付けられる思いがします。 親友の愛馬は30歳の誕生日を5月に迎えることができました。
    毎日朝から晩までお世話をしています。頭が下がります。
    私の愛馬はまだ9歳。 高齢の彼は、いろいろ教えてくれます。
    彼女の姿勢、世話の仕方、すべて私のお手本です。
    たくさんの馬の死も経験し、そのたびに涙流し、それでもオーナーとしてその命を全うしてくれるよう、愛情を注いでいかなくては、と再度感じました。
    スモモさん、お疲れ様でした。ご冥福をお祈りします。

  5. ココラバ より:

    スモモさんもたくさんの子を育てたお母さんだったんですね
    雪積もる北国で長生き、立派だと思います。
    いつも飛馬くんのそばにいてくれてありがとう☆
    みんなのお引越し、応援しててね。

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