しろくまにっき 2369

リラはいつも上を目指すタイプ。

「大きい氷、見ぃつけた！」
朝の給餌タイムが終わり、元気に遊び始めるリラ。
今日は、中扉が閉鎖されていました。

それは、右側のマスの雪下ろしのため。
飼育員さんの、雪下ろしと、人止め柵内の除雪作業が始まり、
リラは、その様子が気になって仕方ありません。
檻越しに覗きこんだり、登ったり。

中央に雪を集め、小さな雪山が完成しました。

雪下ろし作業が気になって仕方ない、ララとリラの様子です。
リラの斜め登りにもご注目。

檻に飛び乗るリラがカッコよかったので、スローで。
手のひらを縦にして、檻の間に突っ込み、飛び乗る。
もうすっかり、慣れたものです。

隣は何してるのかしら？

早く扉が開かないかな？

扉が開いた時の反応は、動画で。
ララは慎重に伺っていましたが、リラはスタスタと進んで行きました。
除雪された場所のニオイをしっかりチェック。
リラは山に登り、さらには棒登りするかのように、ジャンプ。
天井が気になるリラです。
もう少し雪が積もれば、山からプールへのラインが、いい滑り台になりそうです。
降ってくる雪は、檻に留まって、下に落ちにくいので、
雪下ろしするのが一番ですね。

しばらくハイテンションなリラでした。

そのうち、昼寝の時間。
ララに寝床の作り方を学び、早速自分でも作り、
ララの横に並んで休み始めました。
すぐに覚える賢い子です。
ホッキョクグマたちは、横になる際、雪を掘って休み場所を作ることが多いです。
この行動を生で見られるのは、雪が積もる地域のホッキョクグマのみ。
貴重な場面でもあります。
デナリとキャンディは、檻のない場所にいるので、
その様子も頻繁に観られます。