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しろくまにっき 3502 繊細な男


なんかいつもと様子が違う・・・そう感じたのか、デナリの歩みがピタリと止まりました。前足は入れても、後ろ足は出せない、そんな時間が少しありました。敏感に察知し、慎重に対応しているデナリです。


珍しくないカラスの存在ですが、今日は大群がデナリ舎にやってきて、そのうちの数羽が、自らデナリ舎の檻に入り、餌のワカサギを食べていました。咥えたまま外に出ようとすると、さらに賢い他のカラスが口元のワカサギを奪い取ろうと考えます。カラスの行動を見ることも、なかなか興味深いですが、このワカサギは、デナリの餌として用意されたものなので、困りものです。


途中で、飼育員さんがカラスを追い出そうとしますが、簡単には出ていきません。というか、焦って出られないようにも見えました。そんなカラスたちの行動があった直後に、デナリの給餌がありました。


穏やかだったララ邸。


リラは、しばらく歩いたあと、水に浮かんだ木の輪めがけて入水。


少し泳いだあと、プールから上がりました。


この窓の下は、立って背中を擦るポイント。以前のララのようですね。


昨日(休園日)までに作業の全てが終了した、海獣舎解体工事。今日から通行止めも解除され、通常運営となりました。雪はすっかり消えています。


と思ったら、帰るころには雪景色。天気の急変も、珍しくありません。

カラス侵入事件の様子と、デナリが入れない様子です。カラスなど、いつものことなのに、何が起きていたのか、わかっているのから慎重なのか?  それとも何が起きたのかわからないから怪訝そうになっているのか?
デナリの後ろ姿を見ていると、リラと被ります。

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