リラ4歳最後の日です。ホッキョクグマ館の放飼場は、うっすらと白くなりました。今日は風が強く、寒さ厳しい日でした。屋外に立つ人間は、寒さとの戦いです。
ララには、欠けた大玉の中に、カットスイカを凍らせたものを隠した給餌がありました。蓋をあけるララ。ここまではすんなり順調でしたが、カットスイカの場所にしばらく気づけなかったララでした。ポリタンクの時のように、大玉の中にあると思い込んでいたのでしょうか?ニオイはすれど、スイカがない。・・・まるで昨日のリラを見るようでした。強風でニオイが流れるせい、思い込みのせいかも。それでも、十数秒後にはスイカをゲット。
ガリガリとアイススイカを食べるララ。
デナリも堀に下りることが、そこそこあります。北端まで歩いていき、壁を舐めていることもあります。
その壁には、藻から発生したような?苔が付いていました。緑がおいしいのかなあ?
リラには、ワカサギが凍らせたものが給餌されました。
夏なら暑さでじわじわ溶けていく氷も、この寒さでは溶けません。リラが自力で砕いて割るしかないので、結構な時間がかかります。他の餌を探したほうが早い気もしますが、リラは氷を最優先しました。
①ワカサギが好き ②探し回るより砕いて食べたほうが楽・・そんなところでしょうか。
カラスも、楽をして餌を奪おうとします。リラは怒ります。
リラが氷に夢中になっているスキに、カラスたちが餌を探し当てて、持ち去っていきます。野生動物たちが、どう考えて動くか、小さな世界で見ることが出来ます。
飼育員さんの姿を見失ったリラ。やはり風が強かったのが影響していたかも。
↓関連記事はこちら↓
コメント