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桜前線が札幌に到達 北海道神宮桜の由来


札幌の今日は午前中から気温が高めとなり、お昼には20℃に達した地点があったようです。そして札幌の桜の開花を観測する標本木ソメイヨシノが開花したそうで、4月30日が今年の桜の開花日となりました。昨年(2019年4月24日)よりも6日遅く、平年より3日早い開花だそうです。令和になって、最初の開花宣言ですね。写真は昨年撮ったエゾヤマザクラの写真です。雨が降るより晴天の方が清々しいですが、外出自粛の今は、好天が逆に恨めしく感じる時もあります。早く近所の桜も咲かないかなあと、待ちわびています。


2012年の春から、札幌の桜の標本木になっているのは、札幌管区気象台(北2西18)にあるソメイヨシノです。

札幌管区気象台の標本木
今日は、札幌管区気象台へ行ってきました。 札幌の桜の標本木を、見てみたかったからです。


1953年から2011年まで58年間もの間、標本木を務めたソメイヨシノは北海道神宮境内にあります。ちょうど黄色い星のマークの場所です。


北海道神宮境内の桜も、札幌の桜の名所のひとつとなっていますが、その由来が、前標本木近くに建てられています。今から145年前、1875年(明治8年)4月に、当時の手稲村の福玉仙吉氏が、山々を歩いて集めたエゾヤマザクラを150本献木したのが始まりだそうです。145年の歴史を感じつつ、今年も神宮の桜を見に行けたらいいなあと思っていたのですが、札幌市内の新型コロナウイルスの感染拡大が、なかなか厳しい現状となっており、今年は見送らざるを得ないです。


代わりに見てきてツグミさん。

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