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少し近づけたウグイスとカラスのヒナ


朝露の中、日が高くなるにつれ、花びらを開き始めるデージーです。昼間とは、違う風景に見える早朝は、おなじみの鳥のさえずりも響いています。今日もまずまずいい天気のようですが、午後から下り坂予報。


今朝は、ウグイスとの距離が少しだけ縮まりました。地上3メートルくらいのところまで降りてきてくれました。


あんな小さな体で、よくあれだけの声を出せるものだと感心します。体全体を使っているようで、喉もお腹もかなり膨らみます。姿を見た人は少ないけれど、ほとんどの人が鳴き声を知っている鳥ですね。


アオジもよく喉を膨らませて鳴いています。アオジの鳴き声(You Tube)
このアオジくん(オス)、いつも同じエリアで会えるのですが、左の翼から羽根が一本出ています。最初はたまたま乱れているだけかと思ったら、いつもそうなので、個体識別に役立っています。


4月上旬頃から、メスが巣に居続ける様子が見られたので、抱卵を始めたのではないか?と思われるハシボソカラス


コブシの開花も終わった5月9日。なぜか口をパカーッと開け続けていたメス。日数的には、もうヒナが孵っているはずですが、ヒナの羽毛も生え揃っておらず、雨も多く、寒い中、メスはずっと抱雛しているようでした。ほとんどメスが巣にいますが、一度だけオスと交代していた日もありました。


昨日は親が巣を留守にしていました。ついに離れられるくらい、ヒナの羽根が生え揃ってきたということでしょうか?離れた場所から、虫のようなものを咥えたオスがやってきて、巣に留まると、ヒナの赤い口が見えました。少しだけ鳴き声も聞こえました。ホッキョクグマ館によく来るあのカラスのペアも、今頃は子育てに奮闘しているのかなと、想像しています。

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