ホッキョクグマ館のヤナギランの、今年の見頃は7月中旬ですね。今日は、午後の屋外給餌の際に、大きなハルニレの枝をもらったリラ。どのタイミングで、どう攻めるのか? 気まぐれ要素も大きいので、毎回楽しみな行動観察です。
(2020年7月16日(木)の日記です)
魚やペレットなどの主食を優先して食べてまわったあと、いよいよハルニレと格闘します。まずは葉っぱを食べ、次に枝ごと移動させます。
やはりプールまで運んできました。枝をプールまで運ぶと、遊びに続く可能性が高いので、期待度が高まります。
投げ込み方が気に入らないと、やり直すパターンもありますが、今回は枝が大きく重いので、1回勝負です。枝の場所を周囲から眺めて、飛び込む場所やタイミングを計ります。その事自体、楽しんでいるようです。
ハルニレは浮いていました。長い時間水に浸かっていると、沈んでいくでしょう。
沈んだとしても、引き揚げてくる力は余裕で持っているホッキョクグマです。
浮いていた竹筒もバックトスで投げ飛ばしました。食べて遊んで、たっぷりと時間を費やした、楽しいエンリッチメントでした。
気づいたら、ララがプールに入っていました。ラッコ泳ぎを見逃したのかもしれません。
デナリもハルニレの枝をもらいました。休みをはさみながら、楽しんでいたようです。
床を見ると散乱していたのは、とうもろこしの粒。歯が少ないデナリに、そのまま給餌したら食べられないので、わざわざ粒を外してくれたのかな?と思いますが・・・。ミンチの餌に混ぜたら、一緒に食べてしまったでしょうが、別にすると食べないのか? 後で食べたかもしれません。
動物園内の主に裏路を走行し、運搬などに使われている作業車です。枝はこの車に載せられ運ばれています。4WDのヤンマーです。
主に、給餌の時の様子です。
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