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ユキヒョウ ヤマトの訃報


動物たちの寿命は、人間の尺で考えればとても短く、訃報に接する機会も多いものですが、10年は本当にあっという間ですね。旭山動物園で暮らすユキヒョウのヤマト(オス)は、今年5月2日に12歳の誕生日を迎えたところでしたが、昨日7月5日に肝臓腫瘍で亡くなったそうです。レッサーパンダのセイタとココの子どもたちが、両親より先に逝ってしまい落胆しているところに、君もですか・・。順番通りにいくことは幸せですが、そういかないことも多いですね。短く太く全うし、その一端を見せてもらい楽しませてもらいました。感謝しかありません。
旭山動物園HP ユキヒョウ「ヤマト」の訃報


今年2月に会えたのが最後になってしまいました。


2009年5月2日 円山動物園でアクバル(オス)とリーベ(メス)の間に、2頭の赤ちゃんが誕生
2009年7月3日 一般公開初日
2009年8月8日 命名式 オスはヤマト、メスはユッコと命名
2010年11月14日 ユッコは多摩動物公園へ移動(その後、王子動物園へ移動(2012年3月14日))
2010年12月10日 ヤマトは旭山動物園に移動


一般公開初日のユキヒョウの赤ちゃん。左がユッコ、右がヤマト。2009年はホッキョクグマの双子イコロとキロルや、ちょっと大きくなったライオンのげんき・ゆうきも居て、とても賑わっていた円山動物園でした。


公開初日の事。隣にいるサーバルキャットのポッキーに対し、生後2ヶ月のヤマトは、果敢にも威嚇をしておりました。背中の柄が「小川」に見えたことも、よく話題になりました。


ユキヒョウの赤ちゃんの愛らしさを、存分に見せつけてくれました。昔の熱帯動物館ならではの良さだったなあと、思い出深いです。(写真は2009年7月3日 生後2ヶ月のヤマト)


(写真は2009年7月3日 生後2ヶ月のヤマト)
旭山動物園ではジーマとの間に、リヒト(オス/2016年4月19日生まれ)とユーリ(メス/2019年7月19日生まれ)が誕生。アクバルとリーベの孫世代まで繋げてくれました。どうもありがとう。

コメント

  1. ココファミリーファン より:

    ホクトの早すぎる訃報で大ショックだったところにライラちゃんの訃報があり、今度はヤマトですか・・・。
    ヤマトとユッコちゃんのブルーアイ時代の可愛さに衝撃を受けたのが動物にハマったきっかけだったので、本当に寂しいです。
    ヤマトとユッコちゃんの見分け方もMAYUさんのブログで教わりました。額に「M」の字、背中に太く「小川」と思って、いつも見に行っていました。
    2009年、2010年あたりは、仰る通り、ライオン、ホッキョクグマ、ユキヒョウ、レッサーパンダ、オオカミ、エランドなど色々子育てや家族模様も見せてもらって楽しかったですね。
    昔の熱帯動物館も、確かに古かったけど、動物や飼育員さんとの近さがあり良い面もありました。
    悠々と高いところに陣取るリーベお母さんに少しでも近づこうと、毎日健気にジャンプの練習をするユキヒョウの子たちが愛おしかったです。双子でユッコちゃんの方が一回り体も大きく運動神経も良かったので、微妙な成長速度の差が余計にユキヒョウの成長過程をよく見せてくれて大変勉強になりました。生後数か月の冬に、繁殖のために一時的にリーベから離された時も、2頭一緒にいることで乗り越えていたように見えて印象的でした。
    そのヤマトも立派に成長してショボショボして見えた優しい顔もシンギズ~アクバル譲りの凛々しい顔になり、ジーマちゃんとの良縁にも恵まれ、2頭の父親になってくれました。願わくばもっともっと長生きして、ユキヒョウの美しさを見せ続けて欲しかったですが・・・。
    本当にヤマトには感謝の言葉しかありません。ヤマト、ありがとう。両親、ユッコちゃん、リアン、ジーマちゃんと子供たちを見守って下さい。

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