暑い方が夏らしくていいですが、慣れてきたとはいえ、マスクの着用は地味に苦しめられます。猛暑とマスク着用、いつまで続くのでしょうか。今回は、円山動物園の近況の一部を少しご紹介します。
シンリンオオカミのジェイは、今年4月に16歳となりましたが、猛暑の中でもよく歩き、日陰で休み、ゆったり生活を送っています。
多くの動物は換毛、換羽していますが、今はそれがハッキリと見える時期でもあります。ペンギンなどは、ツルッとしたイメージですが、換羽の時に見ると、改めて鳥だったんだと確認出来ます。しかし空を飛ぶ鳥が、このレベルで換羽したら、飛べない時期が発生してしまいますね。
エゾシカたちは、夏毛の鹿の子柄。休園期間中のしばらく見ないうちに、角もめっきり伸びていました。9月末か10月の頭には、角切りで落とされてしまいます。
リニューアルのため、近く解体される類人猿館ですが、一部樹木の移植は始まっていました。シロテテナガザル舎前に植えられていた樹木が・・
エランドとシマウマの放飼場に移植。植えたばかりということもあり、エランドとシマウマは、しばらく馴致期間となりそうです。特にシマウマは環境の変化に敏感に反応するので、屋内展示となっています。しっかり根付いて、日陰が出来るといいですね。
長い休園期間が明けた7月12日は、なんとかヤナギランの花の開花は見られましたが、その後すぐに花期が終わり、今は綿毛が飛んでいます。今年は花期が少し早かったかな?
猛暑続きですが、動物園内のススキの穂は出ています。毎年少しずつ気候が変わっていくのを感じるので、うまく順応していかなければと思います。もちろん温暖化の進みを遅らせる努力も必要ですね。
猛暑続きの近況です。
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