円山動物園のエゾタヌキ、りく(オス/1歳)とゆき(メス/1歳)です。来園してからは、こども動物園内のビーバーの森の屋内展示場で飼育されていましたが、1月12日(水)の休園日にカンガルー館の屋外放飼場にお引越しとなりました。1月12日といえば、猛烈な寒波が訪れた日、積雪量が増え始めた日でもありました。
りく(オス)とゆき(メス)は同腹兄妹。2020年5月30日。芽室町で樹木の伐採時に保護され、おびひろ動物園で人工哺育により生育した5頭の子狸のうちの2頭です。2021年3月30日に円山動物園に来園。こども動物園内ビーバーの森で、ガラス展示場2マスを使い暮していました。
3月はもふもふで来園していましたが、8月になると写真のようにスッキリ夏毛に変身。
そして冬には再びモコモコ冬毛に変身です。木の上で休んだり、よく歩き回ったりしていた2頭でした。
野生のエゾタヌキも真冬は活動を低下させ、冬ごもりすることも多いそうですが、りくとゆきもすっかり冬スイッチが入ったようです。
珍しく全身が見られましたが、ほとんど放飼場内にある、巣穴を模した洞穴の中で身を寄せながら休んでいます。
現在カンガルー館の屋内は整備されているので、エゾタヌキたちは夜間も屋外で放飼されています。
こども動物園では隣で暮していた、アライグマのチャンが肺炎、副腎の腫大により1月19日に亡くなってしまい、残念でした。現在ビーバーの森には、ビーバーのタンポポ(メス)だけが暮しています。
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