コロナ禍ということもあり、すっかり足が遠のいてしまっていた釧路市動物園へ3年ぶりの訪問です。午前中は雨予報でしたが、早めに雨雲が抜けてくれたおかげで今朝はくもり空からのスタート。徐々に青空が広がってきました。
動物園内の桜はまもなく開花しそうです。途中で桜前線を追い越して来てしまいました。
開園後、正門から入って真っ先にホッキョクグマ舎に向かうと、ミルク(メス/9歳)だけが出ており、しばらく歩いたり休んだりでしたが、11時30分過ぎからキロル(オス/13歳)も出てきて、屋外同居が始まりました。職員さんが観察されている中、対面してしばらくの間は、2頭はお互いのニオイを確認し合い、ある程度確認が終わると楽しむ時間へとなってきました。
ミルクは若く運動神経もよく、遊び方のレベルが高い個体。オスなので多少手加減もしているはずですが、ミルクに押されつつ、キロルの楽しみ方も引き上げられてる感じです。
プールの底には餌の魚が2匹沈んだままでしたが、繁殖シーズンを迎えている今は、食べることより異性と愛を育む方が優先なのでしょう。
ミルクが立つとキロルも立って相手します。前へ後ろへと歩く2頭の姿は、ダンスでもしているかのようで、可笑しいです。
ちょっと遊び疲れたのか、キロルが先に砂場でスリスリしていると、まだまだ遊びたいのかミルクがすり寄ってきます。
キロルが休んでいる間も、ミルクは少し独り遊びを見せつけて、キロルを遊びに誘っているかのようでした。この小さなガス管を、ミルクは浮かんだまま仰向けでクルクル回していました。ミルクの遊び方はサーカスレベルだと思います。
「まじで休ませて・・」登場から1時間半もたっぷり動き回ったキロルは小休止。
世界最高齢のシロテテナガザルのオンちゃん(オス)。誕生日は不明ですが、63歳以上です。今回も元気そうな姿に会えて嬉しかったです。
キロルとミルクの同居風景が楽しすぎて見入っていたら13時を過ぎており、ボルネオオランウータンの弟路郎の展示時間(午前中)が終わってしまっていました。
レッサーパンダのコーアイ(写真/メス/17歳)にも会えました。飼育員さんからリンゴをもらって食べたあとは、しばらく地面の上を歩き回っていました。昨年7月31日に生まれたオスの双子「リム」と「レラ」はすでに親離れして檻の中で過ごし、両親が屋外放飼場で同居していました。
休憩が終わったキロルとミルク。午後は少し落ち着き歩いていました。この仲良し2頭の間に愛の結晶が授かることを願っています。
コメント