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エゾユキウサギの赤ちゃん誕生


もうなんというか、可愛いという言葉しか出てこない愛くるしさ。エゾユキウサギの赤ちゃんです。円山動物園では以前にも何度か誕生しているのですが、いつもタイミングが悪く、姿を見られなかったり、やっと見られた時には少し大きくなっていたりでした。今回は運良くその姿を見ることが出来ました。


赤ちゃんは2022年5月15日(日)に4頭(オス2、メス2)、5月17日(火)に1頭(オス)産まれています。


しかし待てよ・・と疑問が湧いてきたのは、以前、数が増え過ぎていたので、オスとメスとを分けて飼育していると聞いていた事。また増やす計画になったのかなと思ったら、メスだと思っていた中にオスが紛れていたとのこと!!そのオスはすでにオスチームに移り、現在屋外の展示場には、おとなのメスと子どもだけがいます。
今日現在のところ、オス21頭、メス12頭、子ども5頭。もしかしたら、まだ産まれるかもしれないというところです。


生後3日目(2日齢)の赤ちゃんです。昔、出産直後のカイウサギの赤ちゃんを見た時は、裸んぼうで、まだひとりでは何も出来ないような嬰児だったのですが、エゾユキウサギの赤ちゃんは、産まれた時から毛が生えていて、すぐに目も開き視力、聴力あり。3日目の今日はピョンピョンと走り回っていました。


野生下でも、1日に1~2度授乳の時だけ傍にいる他は、親と離れ隠れて過ごしている時間が長いそうです。1週間もすると草を食べ始めるそうですが、3日目の今日もすでに草食みをし始めてました。
独り立ちまでは約1ヶ月。野生下で子どものうちに死亡してしまう確率は50~80%(天敵に捕食されるなど) その厳しさゆえ、繁殖期に1~3回出産することもあるそうです。


お母さんは複数いるとみられますが、どれがどの子のお母さんなのかは、全くわかりません。よその子が近づいてきても、特に攻撃することもないようです。


ペレット、乾草、野菜の他に、今日はタンポポももらっていました。季節のモノは美味しいかな。タンポポは決められた量を給餌しているので、餌やりはやめて下さいというお話がありました。


本気で走ったら時速80kmも可能なエゾユキウサギ。札幌市内にもいるらしく、いつかどこかで会えたら嬉しいけれど・・ハードルは高そうです。

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