とうとう一般公開が始まりました。2022年10月12日(水)に浜松市動物園から円山動物園に来園したアムールトラのトート(オス/1歳8ヶ月)が、2週間の訓練期間を経て、10月27日(木)朝から公開となりました。若くて動きも活発、弾けるおちゃめなところがある一方で、落ち着きもある、バランスのとれた印象を受けます。これからの成長が本当に楽しみな個体です。
朝から小学生の団体客も多かった公開初日。ガラス越しに人と触れ合うのは、もう体験済みでしょうが、ちびっこが入れ替わりたくさん現れるのは、初めてのはず。トートは小さな子どもばかりにロックオンし、仕掛けていました。
遊びたいのか?狩りたい衝動なのか?トートはガラス越しに、追いかけたり、触れたりしていました。それを見た人間の親たちも、こぞって子どもたちを前に出すという、何かの祭り状態(なまはげのような)になっていたのが、また楽しいやら。
トートはこれでも随分落ち着いてきた状態だそうですので、もう少し時間が経てば、慣れたり、飽きたりしてくるのでしょう。
朝一はきれいなガラス窓だったはずなのに、あっという間にどろんこです。プールの水もきれいだったのに、午後には濁っていました。ガラス掃除は1日に1回のはずなので、写真撮影は早い時間帯の方がいいかもしれませんね。クリアなガラスが多いうちに。
浜松に比べたら、水浴程度の浅い水場のため、泳げなくなってしまったのは残念ですが、代わりに雪を楽しめます。
来園してすぐに体重計測出来たそうで、トート(1歳7ヶ月)の体重は170kgでした。個体紹介の丸太もトート仕様になりました。
ちなみに、アイ(メス/18歳5ヶ月)が亡くなる直前の体重は136kgでした。トートはもう少し大きくなるかもしれませんね。
長く続いたタツオとアイの時代が幕を下ろし、これからはトートの時代が始まります。のちにやってくるだろうお相手と共に、長く永く続きますように。
2022年10月27日(木)の様子、浜松市動物園での様子をまとめました。トレーニングも進んでいるようで、順応性の高さが伺えます。
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