秋田県の男鹿水族館GAOで2020年12月26日に誕生したホッキョクグマのフブキ(写真)は、間もなく2歳の誕生日を迎えるオス。2023年3月に愛知県の東山動植物園へ移動することが、12月19日(月)に両園館から発表されました。同年に生まれた天王寺動物園のホウちゃんの独り立ちの件が、先日発表されたばかりでしたので、やはりフブキの動向はとても気になっていました。
男鹿水族館GAO HP ホッキョクグマ「フブキ」のお引っ越しが決まりました
東山動植物園HP ホッキョクグマのフブキが来園します
初めて会えたフブキは生後4か月時で、泳ぎを覚えたころでした。そして私にとって、ホッキョクグマのこぐまが泳ぐ水中の様子を、初めて見た瞬間であり、とても感動的でした。以前ミルクが誕生した時にも訪問していましたが、その時のミルク(生後4ヶ月)はまだ泳げなかったため、見られなかったのです。
フブキは、おしりをぷかりとさせながら、四肢を動かし、上手に前進していました。
1歳1ヶ月になり放飼場を移動。その様子も見たくて今年9月にも訪問しました。フブキは1歳9ヶ月になっており、時折授乳を催促しつつも、ひとりで過している時間が長かったです。
毎朝交換してくれるおもちゃをチェックする瞬間は、とてもときめいている感じ。
1歳9ヶ月と聞くと、まだ幼い感じがしますが、力の強さや破壊力は半端ないです。豪太の遺伝子や男鹿水族館の給餌内容のおかげもあって、かなり立派な体格に成長していました。
水からあがると、すぐにウッドチップエリアでスリスリするので、白いクマの時間は限定的。秋田杉とモミの大木が置かれていましたが、怪力で少しずつ移動させていました。
もはや男鹿名物の黒クマ(茶グマ)。東山動植物園の従来のホッキョクグマ舎はコンクリート面のみなので、真っ黒になることはもうないかな。来年は黒じゃなく緑になってしまうかも。昔ながらの獣舎なので、いずれは改修されたり、新施設が出来るかもしれませんね。現在も、順番に新施設が建設されています。大都市名古屋に期待したいと思います。
生まれて間もない頃の体重は、600g程度というホッキョクグマ。フブキは生後3か月時の体重測定では10.5kg。2022年3月時で200kg超え。12月2日時で298kgだったそうです。完全にリラを超えていて、さすがオスだなあと思います。
カラスの羽を見つけて遊んでいたフブキ。これからも健やかに成長を続けて下さい。
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