(左リラ(メス8歳) 右ホクト(オス22歳) 2023年1月17日(火))
2023年1月11日(水・休園日)から、繁殖のための同居訓練が進められ、今日は訓練6日目になります。驚くほど順調に2頭の関係性が良好になり、落ち着いて過ごせるようになってきたとのこと。午後からの訓練後半には、来園者から観覧されながらの2頭の様子もチェックしたいということで、観覧制限が解除されプレ公開となりました。
『円山動物園のホッキョクグマ館メイン放飼場で2頭のホッキョクグマの姿を見る』のは2019年1月8日以来の4年ぶりになります。リラの母ララに跛行が見られた2019年1月10日以降、親子は別居暮らしとなりました。
今日の午前中は、リラが展示されていました。
大きな青いドラム缶で遊んでいたリラ。
凹みに乗っかったりした後は・・・
枕にしてお昼寝です。
結果的に同居訓練最終日となった今日ですが、いつものように12時30分から2階部分が閉鎖されていました。
13時30分過ぎから同居訓練がスタート。
13時43分。リラはいつものようにプールに飛び込んできましたが、ホクトは追いかけて来ません。リラは1分半ほどプールに居ましたが、すぐに陸に上がってしまい、それっきり2頭ともプールに入ってくることはありませんでした。陸で順調に進んでいるということなので、もう退園しようとしていたところ、14時35分過ぎから観覧制限が解除され、同居風景をご覧下さいということでした。
陸で見るホクトとリラのツーショットは、やはり感動的に映りました。ララの娘として赤ちゃんの頃から見ている個体(リラ)なので、思い入れもありますし、新しい施設で取り組む初めての繁殖のスタートの瞬間だなあと感じたからです。
話には聞いていた洞窟でのやりとりも、早速観る事ができました。
リラはもう、プールに逃げていくことはありません。頻繁にプールに飛び込んでいたのは、同居訓練4日目までのこと。5日目、6日目は、最初だけ飛び込んできました。
しばらくするとホクトは扉前に立ち、どうやら屋内に入りたそう？
翌日(1月18日)からは、いよいよホクトとリラの同居展示がスタートとなります(同居しない日もあり)。2頭のどんな暮らしぶりが見られるのか、楽しみです。
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