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円山動物園のゾウ舎 パールの出産に向け改修中 どこが変わった?

(写真 : パール(左メス) シーシュ(右オス) シュティン(奥左メス)ニャイン(奥右メス)
円山動物園のアジアゾウ「パール」(メス19歳)は只今妊娠中。昨年秋には超音波検査で胎仔も確認されています。出産予定日は、血液検査結果による推測で、2023年3月~2024年1月と考えられています。いよいよその出産予定日(推測)の範囲に入った今月ですが、現在獣舎の一部の改修工事が進められています。ゾウ舎を閉鎖して行う大きな工事は終了したところで、まだもう少し作業は残っているそうです。


今回の工事は、誕生した赤ちゃんが隙間などを通り抜けられないようにするための改修工事。


入り口に置かれた案内には『光や音が出る作業を行っているため ゾウ舎内にもお入りいただけません』とあります。溶接作業もあったようです。


2月下旬から3月上旬にかけ、数日間閉鎖されました。


今回の工事で、境目のポールの下側にチェーンが取り付けられました。


今までなかったチェーンを触っていたニャイン(写真)。シュティンがカチャカチャと触っていたら、シーシュは苛ついたのか?シュティンに駆け寄っていました。


チェーンを通す輪っかを溶接されていたようです。今まで下2つは付けられていましたが、丈が足りないということで、新たにもう1つ設置。


小さいうちはプールにも行けないようにするためのポールも立てられました。赤ちゃんをこの場所に出すときには、チェーンも取り付けられるでしょう。


こちらの写真は東山動物園のアジアゾウ。生後2ヶ月半の「うらら」(メス)です。柱に目盛があるおかげで、この頃の体高は1m10cmくらいとわかります。

(写真:うらら(メス)生後2ヶ月半)
期待が膨らむこれからの1年余りです。

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