可能な限り窓側席を選び、車窓を眺めることが好きです。右側座席を選ぶか、左側座席を選ぶか、見たい景色によって決める時もあります。ただ天候次第で見えたり見えなかったりするので、最終的には運次第でしょう。
今回往路で使ったのは、JAL2821便、新千歳10:05出発ー秋田11:00到着。右側座席を選びました。
南から北に向かい離陸すると程なく、シャムロックカントリー倶楽部のゴルフ場が見えます。
2023年4月23日は、一部の日陰や高い山で雪が残っていますが、それ以外の平地はほとんど雪のない北海道の風景です。
大きく旋回し南に向かうと、再び新千歳空港が見えます。この半円に飛行機が並ぶ風景も好きですね。何か珍しい航空機がないか、探してしまいます。
今回は雲が多かったので、北海道の景色はあまり見られず、そうなると一瞬で寝てしまいます(笑)。
ハッ、いかん、寝てしまった!と慌てて車窓チェックをすると、ちょうど松前町の横を飛んでいました。北海道よさようならの時間です。
津軽海峡を越え、津軽半島上空を行き、しばらくすると青森県の岩木山(標高1,625m)が見えてきます。山頂周辺にはまだ雪がたくさん残っていました。
岩木山は青森県の最高峰であり、日本百名山にも選定されています。
岩木山を過ぎると美山湖が見えてきます。津軽ダムから二筋の白い線が見え、稼働しているのがわかります。
さらに南下すると、秋田県の素波里湖(すばりこ)が見えてきます。
この後、男鹿半島が見えてくるのですが、少し雲が多くて今回は見えづらい状況でした。
秋田空港まであと少し。低空飛行になり右旋回します。太陽の位置次第では、山肌に飛行機の影が映るのが見えます。今回は気象状況により揺れが激しい低空飛行でした。
機内放送でも、事前にお知らせがありましたが、秋田空港は停電中でした。4月22日1(日)4時51分に、高圧ケーブルの不具合が原因で停電が発生したとのことです。飛行機の発着には影響はないですが、エスカレーターや一部の施設は電気が止まっていました。
停電は4月24日(月)まで続き、4月25日(火)には復旧していました。
到着するといつも見るなまはげ像も、通常は目が点灯したりしますが、停電中はなし。写真左後方ににある天気予報も止まっていました。
空港が停電とは、ちょっと珍しい瞬間に出会えました。
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