(ホッキョクグマ ホクト(オス/22歳) 札幌円山動物園 2023年6月3日(土))
不安定な天候の週末土曜日。今日はゴマフアザラシの赤ちゃんがメインプールにデビューするというので、アザラシの赤ちゃんの反応が観たかったのと、もしかしたらホクトが気づくかも?という淡い期待を持ちながら、ホッキョクグマ館にやってきました。
今朝はいつもより出舎の時間が遅く、開園後しばらくしてからホクトが屋外に登場してきました。朝一は飼育員さんが放飼場に餌を隠されるので、まずは朝ごはん探して食べることから始まります。
魚、馬肉、ニンジン、白菜、ペレットは定番メニューですが、カラスが集まりやすい時期や、真夏には屋外給餌を休む場合があります。
美味しそうな顔で食べています。ホッキョクグマは肉食が強い雑食性なので、人間が食べる野菜や果物も補助的に給餌されています。
そんなホクトを観ていると、グワッグワッグワッグワッ・・と鳴きながら上空を飛んでいく鳥を発見。翼に白い線が見えるカモでした。笑いながら飛んでいるようで可笑しかった。
ガス管の中のものを食べ終わり、次の餌を探しに行くホクト。小川の水が流れるところを登っていきました。
見つけた餌を食べていると後ろからカラスの攻撃を受けていたホクト。しつこいカラスに流石のホクトも足を踏み鳴らして怒っていました。
しばらく屋内に籠っていたので、今日もこのままかなと思ったら、プールに浸かっていたホクト。冷たい雨が降り、人間には肌寒かったのですが、そんな気候の時でもプールに入ります。
水からあがると草の上でスリスリ。水上がりのサッパリ感と、広い草地の開放感で、きっと気持ちいいだろうなあと、見ている方も嬉しい。
こちらはデナリ。2021年8月に堀に土を入れてもらい、今年で2年になろうとしていますが、すっかり草原化しています。デナリは時々下りては草を食んでいます。デナリの糞を見ると、クローバーやら藁などもたくさん見られます。
屋内外を往復歩きする時間が長いララ。たまに広い放飼場側に出てきては、すぐ戻ります。
ホクトにスポットを当てた動画です。
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