(ホッキョクグマ ホクト (オス/22歳) 札幌市円山動物園 2023年6月27日(火))
2023年6月29日(木)より旧世界の熊館での展示が始まると発表されたホクトが、ホッキョクグマ館で展示される最終日となりました。
予定通りホクトが屋内から登場してくれてホッとした朝。最近のホクトのおよそのパターンとしては、登場から30分くらいのルーティンをこなすと屋内に籠ってしまうため、会う確率を上げるためには開園直後を狙うことが重要となっていました。(今後生活スタイルが変われば、変わる可能性もあり)
しかし今日に限っては、飼育員さんのエンリッチメントとホクトの気持ちがうまく適合したのか、今までに見せなかったような遊びをしたり、プールタイムも、遊びタイムも長めでした。普段は30分でお籠りしてしまうところ、今日は1時間ほど屋外で過ごしていました。
水中トンネルの上に立つホクト。視線は少しアザラシプール方面にあるようですが、特に反応を示すような行動は見せず、どこを見ていたのか?
今朝は未就園児、小学生他、団体客が非常に多く、ホクトは紫の帽子がたくさん動いているようすに目を向けているようでした。これはリラの時もそうでした。
すでにヒビが入り割れてしまったドーム型のおもちゃ(海外製)で、しばらく遊んでいたホクト。
その場所はデルタ地帯に限られていました。
陸では潰れた青い樽で遊びました。樽の中に少し魚油が入っていたことが、刺激になったのかもしれません。舐め終わった後も、しばらく格闘していました。
ホクトの今までを見る限り、湯たんぽなどの小さめなおもちゃよりも、大きめなおもちゃに反応を示すことが多いようです。
今日は札幌で今年初の30℃超え。31.2℃の真夏日を記録しました。
眩しそうな顔をするララ。
日陰に餌をおいてもらい、食べていたデナリ。換毛中につき、ごっそりと抜けている時期です。
明日(6月28日)ホクトが入居する予定の獣舎です。プール清掃が行われていました。ホクトは足のつくプールでは、元気に遊んでくれそうなので(笑)、こちらも楽しみですね。堀には草花がいっぱいですが、果たして階段を降りる姿を見られるのは、いつになるでしょうか?
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