(ホッキョクグマ リラ (メス/8歳) 札幌市円山動物園 2023年7月23日(日))
今週末は夏らしい暑さの札幌でした。小学校の夏休みも始まり、動物園は賑わいを見せるかなと思いきや、あまりの暑さのためか、春やGWほどではないかな〜という人出に見えました。動物たちも暑さを凌ぐ行動を取っているので、「みんな無理をしない」というのが一番ですね。
ホクト(オス/22歳)は、旧世界の熊館に移動してからは、安定して会える存在になっています。午前中からお昼過ぎにかけては、「歩く」「水浴」を繰り返しています。ただ、最近になって合間に屋内に入り、短時間の休憩時間を挟むようになってきました。彼もちゃんと自分の体調をコントロールしているようです。
ホクトラッコは、おそらく大勢の人が見ていると思います。そろそろ円山名物になりそうな勢いです。
時々、いつもと違うポーズを取るので、目が離せません。
ホクトはユニークなポーズで静止画状態になる個体です(笑)。
6月28日(水)にホッキョクグマ館から移動し、旧世界の熊館で暮らしているホクトですが、未だ堀に下りたという目撃情報を得ていません。そろそろひと月になりますが、どうでしょう?
ララ(メス/28歳)も暑い時間帯は屋内で休む時間が増えてきたようです。
毛が抜けてスッキリしつつあるデナリ(オス/29歳)も、屋内外で休息を取りつつ、のんびり過ごしています。
7月23日(日)は、リラにオレンジ色の果肉のスイカが用意されました。サマーオレンジという品種だそうです。皮が剥かれているので、何か別の果物にも見えてしまいますが、タネは黒いスイカのタネです。前日にはララ、デナリ、ホクトにも1/4ずつ給餌されたそうです。
スイカは凍らせて給餌されることも多いですが、今日は生スイカ。真っ先に気づいたようですが、手前の白菜から食べていく「おとなのリラ」。
ララと同居していた頃は、とにかく一番に取りに行って、赤い部分だけを真っ先に食べていくという計算高さを見せましたが、今では独り暮らしの余裕を見せています。
来年の夏、もし子どもがいたら、どんな行動を見せるでしょうか?
スイカを気にしながらも、白菜を食べるリラ。
食欲モリモリ。
オレンジ色のスイカをパクパク。口から果汁が溢れますが、最後にすべて舐め、タネも残さず、全部きれいに食べていきました。カラスにも気づかれず、ゆっくり楽しめてよかったです。
7月22日(土)、23日(日)のホクトとリラの様子です。ホクトの水浴ルーティンをマニアック視点で観察してみました。
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