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円山動物園のアジアゾウ「パールと赤ちゃん」先行公開

(アジアゾウ  メスの赤ちゃん 生後22日目 札幌市円山動物園 2023年9月10日(日))
2023年8月19日(土)に誕生したアジアゾウの赤ちゃん(メス)の一般公開日が待ち遠しい円山動物園ですが、9月10日(日)にサポートクラブ会員の先行公開(1時間限定)があり、生後22日目の赤ちゃんを観覧することができましたので、その様子をお伝えします。一般公開の日は9月中を予定されていますが、公開日時については未発表です。

2023年9月10日(日)、ゾウ舎屋内は閉鎖されていますが、屋外には赤ちゃんの父シーシュ、シュティンとニャイン母娘が出ています。屋内扉は開放されているので、タイミングがよければ、遠くに赤ちゃんの影がチラ見出来ることがあります。

最近では、公開に向けた訓練として、少人数の人たちが入館する様子は見ていましたが、今回はサポートクラブ会員(有志)枠なので、人数はかなり多め。おそらく初めての大人数だったのではないでしょうか。

館内の放飼場もとても広く、ガラスなし、ガラスありの観覧エリアもあり、ゾウと人との距離は結構離れています。そのおかげなのか、パール親子も落ち着いているように見えました。赤ちゃんがプールに行ってしまわないように、新設されたチェーンもあり、砂地をあちこち移動しながら過ごしていました。

生後22日目の赤ちゃんのサイズ感が、愛らしく可愛らしいですね。この日齢の赤ちゃんを観られるのも、パールの個体の性格(賢く穏やか)、より自然に近い環境で出産出来たことによるものに他ありません。

赤ちゃんの性別はメスであることが、先日9月7日(木)に報道発表されています。公式ホームページにはまだ掲載されていないようですが。

ゾウにはうっすらと毛が生えていますが、赤ちゃん時代には密度が高くなるせいか、産毛がたくさん生えているように見えますね。特に頭、背中に集中しています。

耳をパタパタさせていたり、鼻先をくるりと巻いてアンモナイトみたいな形になるところが、もうたまらないです(笑)。ゾウの鼻の中に骨はなく、全て筋肉。上手につかうことも練習ですね。

お母さんのうんちの塊を足で蹴ってバラバラにほぐしてしまいました。中身はほとんど食べた乾草ばかり。ニオイを嗅いだり、鼻で上手く巻き取っていました。カバやコアラの赤ちゃんがお母さんのうんちを食べるのは有名ですが、ゾウも食べるでしょうか?
現在はほぼ母乳のみで育っているそうです。

1時間の観覧時間中に授乳も観られました。小さいうちは授乳回数も多いでしょうから、これから遭遇率も高いでしょう。

パールの尻尾(左)と赤ちゃんの尻尾(右)。

丸太に寄りかかったり、体を擦ったりしていました。

赤ちゃんは突然眠くなる。立ったままうとうとした数秒後・・・

パッと目が開く赤ちゃん。草食系の動物たちの生活。

館内の体重表示が少しリニューアルされていました。今までは触ると数字が消えやすかったのですが、今は紙に書かれています。
赤ちゃんの9月7日現在の体重は170kg!!
8月19日の出生時は90kg(推定)だったのが、もう倍近くに増えてるということ!?
ホッキョクグマのリラの体重は200kg強なので、すぐ越されそうですw

8月6日のパールの体重は3260kg。出産後の今(9月4日)は3130kg。赤ちゃん+羊水・胎盤等も引いてこれくらいということでしょう。

毎日更新されている仔ゾウNEWS。毎日書かれる担当者は交代されていますが、写真も毎日更新されており頭が下がります。

公開時間中の様子をまとめた動画です。
一般公開の日はおそらく近いと予想されますが、毎日会えるかと思うとワクワクしますね。

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