2023年9月15日(金)いよいよ一般公開の日がやってきました。生後26日目の小さくて愛らしいゾウの赤ちゃんがお母さんのパールと一緒に過ごす姿が、円山動物園のゾウ舎館内で公開されました。現在、北海道でゾウが飼育されているのは円山動物園だけ。赤ちゃんが誕生したのも北海道では初めてのこと。近隣の方は是非とも早めに会いに行ってみてはいかがでしょう。赤ちゃんはぐんぐん大きくなっていますよ。
今回は初日の混雑ぶりや、親子の様子などをご紹介します。
円山動物園の正門には動物の写真10枚が掲示されています。先日まで左の写真でしたが、現在は右に変わっています。生後1ヶ月未満から観られるということも、非常に貴重だと思います。
動物園に入るとまず、アジアゾウの仔の観覧についての看板が目に入ります。
現在は屋内展示場で展示されており、朝は清掃や餌の準備などの作業があるため、公開時間は10時30分からになります。公開初日はとても混雑していたこともあり、予定よりも10分早く公開が始まったということです。
ゾウの体調次第では観覧を中止する場合があることも、理解しておく必要があります。
昔ライオンの赤ちゃんが公開された時も、急遽中止されたこともありました。
当日は11時30分頃にゾウ舎にやって来ると、想像通りの混雑ぶり。ゾウ舎入り口から入館待ちの列が何重にも重なり、サル山前に人だかりが出来ました。そしてその列はこども動物園方面まで続いていくのでした。
最後尾のプラカードに「30分待ち」とあったので、本当にそうか?検証も兼ねて(笑)並んでみることにしました。
この時間帯の観覧制限は、観覧時間は10分間(移動を含め15分くらい)、1回に120~130人を目安に入れ替え制となっていました。結局入館出来たのは40分後の12時10分頃でした。
赤ちゃんに会うのは先行公開の日(9月10日)以来の2回目になりますが、変わらず元気そうです。会えた早々に可愛らしいクシャミを見せてくれました。(動画で)
観覧時間10分はあっという間です。館内は一方通行になっており、2階から1階へと移動するように促されます。多少見づらいですが、1階からも親子は観覧可能です。1階では観覧制限がないので急かされる心配はありません。
1階には愛称投票の会場が設置されています。愛称候補は5つ。タオ、ラパー、ラタナー、チャウ、パダウの中から1つ選び、投票することが出来ます。
箱、投票用紙、鉛筆が用意されています。
投票期間は9月15日(金)~10月15日(日)まで。11月にはもう決まっているかな?
先日9月7日の体重測定では170kgだったのに、9月14日にはすでに183kg!一週間で13kg増ですよ。1日2kg弱くらいずつ増えているという計算。
人止め柵にある個体紹介も新しいものに変わりました。愛称が決まるまでの限定バージョンですね。
14時30分を過ぎるころには、観覧制限は解除。行列もありません。館内でもゆっくり観覧出来ます。午前〜お昼にかけては混み合う傾向なので、午後にされた方がゆっくり観られると思います。
15時ごろに再び入館すると、赤ちゃんは砂の上で寝ているところでした。寝ている時は、ゾウは必ず寄り添っていると思っていましたが、意外にも少し離れていました。それだけパールが安心している環境だということでしょう。途中で目覚めた赤ちゃんが慌ててパールの足元に移動していました。
赤ちゃんのすべすべの足裏。お母さんのおっぱいは乳頭部分だけは柔らかそうな肌ですね。
ポール越しにメス4頭が並びました。奥からシュティン、ニャイン、赤ちゃん、パール。いつかこの4頭が同居する日が訪れるでしょうか。ニャインが出産する?またゾウが増える?どんな未来へ繋がっていくのでしょう。
円山動物園の先代のゾウ「花子」は60歳まで生きたご長寿さんでした。今回誕生した赤ちゃんも60歳くらいまで生きてくれるといいですね。今年生まれの(人間の)赤ちゃんは、是非ゾウの赤ちゃんと一緒に写真を撮って、この先も長く一緒にお祝いされると楽しそう。
私はこの仔が還暦を迎えるころには、きっとデナリのところに行っているはず(笑)。
最新のゾウたちの体重測定結果。
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コメント
赤ちゃんの、産毛やすべ〜とした足裏、クリクリの目がたまらなく可愛らしいですねぇ♪
ゾウの成長の速さは驚きです!早く会いに行きたい♪
そして、30分の待ちを検証してみる好奇心が流石素敵です♪^ ^