2023年10月11日(水)にとべ動物園から円山動物園に来園した、ライオンのクレイ(オス/1歳5ヶ月)の一般公開が10月30日(月)から始まりました。先代ライオンのリッキーが亡くなった2022年2月13日から1年8ヶ月の間、ずっとライオンが不在でしたが、円山動物園にライオンの展示が再開されました。まだ幼いクレイが、これからどれだけ体格がよくなっていくのか?タテガミがどれほど生えてくるのか?など成長が楽しみです。またメスライオンのイトは、旭山動物園から11月4日~10日の間に来園することがすでに発表されています。
公開当日は、はりきって開園時間に入園。カバ・ライオン館のグラントシマウマ前の扉から入館し、まっすぐライオン舎に向かうと、なんとクレイが高いところから外を眺めていました。屋外からは檻があったり、光ったりでクレイの姿は見えないですが、ここからいつも外を眺めていたのでしょう。
観覧制限はガラス面から離れた場所にコーンバーが設置され、中程にはこども専用ゾーンが設けられています。
イトが来園したら、再び屋内は閉鎖される予定です。
クレイと共にとべ動物園から送られたメッセージも展示されています。
円山動物園に来園時(2023年10月11日)のクレイの体重は70kg。
メスのイトとほぼ同じのようです。
朝は掲示されていませんでしたが、午後には掲示されていたクレイの個体紹介。今後「イト」の掲示も増え、キーパーからのお知らせ(ライオンの近況等)が掲示されていくと思います。
水飲み場に赤いおもちゃを入れて遊ぶクレイ。
この赤いおもちゃと湯たんぽは、とべ動物園からのプレゼント。クレイの好みを熟知されているせいか、懐かしいニオイがするのか、クレイはよく遊んでいます。
リッキーの時代には、少し固めの土で水はけが良くないこともあったのですが、改善された今は砂がたくさん積まれ、クレイが思いっきり動き回って倒れ込んでも、かなりクッションになっていると思われます。
右肩と右腰に少し毛が剥げている箇所がありますが、長い移動中に、輸送檻の中で擦れてしまったようです。移動から3週間が経過し、現在は毛が伸びて来ているので、しばらく後には目立たなくなるでしょう。移動中、一生懸命に身体を支えていたかと思うと、よく頑張りました。
クレイの尻尾の房毛はまん丸で可愛らしいですね。
飼育員さんから、檻越しに肉をもらっても、食べない時もあるようです。クレイの個性に合わせながらの飼育になるのだと思います。
クレイの落ち着く場所。ここからブチハイエナのカミくんが見えるかな。
公開初日のクレイは、思ったよりも元気に遊びまくっていて、嬉しい驚きでした。
屋外へは出入り自由にされていますが、私が見ている時間は、外に踏み出すことはありませんでした。
屋外の観覧制限は少し近くなりました。
公開初日の様子です。
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