【しろくまにっき】少しずつ進む冬支度と寝室のリラ

(ホッキョクグマララ(メス/28歳) 札幌市円山動物園 2023年11月12日(日))
放飼場で一番高い場所に登り、北側方面を眺めていたララ。気になるニオイが届いたのか？誰かを待っているのか？ララ(双子のルルも)の誕生日は11月20日。来週で29歳になります。現在体調も問題なさそうで、毎日よく歩いています。

堀のフロアを往復歩きする時間もあります。今日は珍しく歩いてる途中で排泄タイム。それ以降は落とし物を避けるように往復歩きしていました。やっぱり踏みたくないようです。

ホクトへのランチタイムは、広い放飼場でも給餌される時があります。半球の中に餌を隠し、カラス被害を避けます。食べられないカラスは腹いせ？にホクトの背後からいたずらを仕掛けます。あまりのしつこさに、ホクトもご立腹。

怒られても繰り返すカラスも、なかなかずる賢いです。

休園前までハゲなし・・だったはずですが、少しだけ薄くなってる気が・・・

旭山動物園のゆめの大きな手足を見る度に、父親ゆずりだなあと観ています。

11月11日(土)にララとホクトの檻内のプールの水が抜かれました。

旧世界の熊館のプールは、古い施設のため、冬期は水道管が破裂してしまうため水抜きされます。広い放飼場の大プールはまだしばらく水が張られるそうですが、天候次第では抜かれる可能性があります。

妊娠の可能性のあるリラは、11月2日(木)から産室のある寝室に屋内収容されています。暗い静かな寝室で、寝たり歩いたりの生活のようです。今のところ給餌は1日に1回運ばれているそうです。野生動物の出産が控えているわけで、いい意味で構わず、寝室にもほとんど近づかないようにされているそうです。食べているということは排泄もしているわけで、お籠り明けはどの個体も大変なことになっていますね・・頑張って！リラ。