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【しろくまにっき】園内アナウンス消音

(ホッキョクグマ ララ(メス/29歳) 札幌市円山動物園 2023年12月24日(日))
クリスマス・イブです。今週前半は九州遠征に行っておりましたが、帰ってくると、ホッキョクグマ舎周辺の園内アナウンスが聞こえなくなっていました。スピーカーをOFFにされているようです。それもリラの出産に備えてのことでしょう。世界の熊館、ホッキョクグマ館(1階)は変わらず観覧可能となっています。リラは出産間近なのか?それとも?

この冬、出産の可能性があったホッキョクグマ6頭は、北から順番に、①円山のリラ(9) ②男鹿のユキ(24) ③八木山のポーラ(19) ④上野のデア(15) ⑤ズーラシアのイッちゃん(10) ⑥日本平のバニラ(14)。
ポーラとイッちゃんは出産するも産仔が亡くなってしまうという結果となり、デアはすでに展示が再開されている模様。リラ、ユキ、バニラはお籠り継続中でしょうか。

繁殖の舞台から実質引退しているララ(メス/29歳)は、今日も食欲旺盛でしっかり食べていました。青いドラム缶の下に隠された餌を食べるため、ドラム缶を鼻で倒した瞬間の写真です。体には寝室に敷かれている乾草をたくさんつけています。

ホクト(オス/23歳)は、クシ切りにされたリンゴを美味しそうに食べていました。ホクトはリンゴチップスも好きですね。

最近はカラスだけなく、スズメもホクトの餌を狙ってやってきます。スズメは雑食性、馬肉などもついばんでいます。

広い放飼場に出てきて食べるホクト。

食べ終わったらウッドチッププールの中に入り、床材の形を整えたあと、再び昼寝を始めたホクトでした。

毎年12月は(日本人)来園者が少なくなるという印象ですが、最近は外国人観光客が多めです。年末年始、雪まつりくらいまでは、ずっと続くのでしょうか。冬は閑散としていた20年くらい前に比べると、時代は変わったなあと思います。

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