(ユキヒョウ フブキ(オス) 神戸市立王子動物園 )
円山動物園で飼育されているユキヒョウは、2023年8月19日にアクバル(オス)が亡くなり、現在メスのシジム(13歳)1頭が暮らすのみです。今回シジムの繁殖相手として、多摩動物公園のフブキ(オス/6歳)が来園することが2024年2月8日(木)に発表されました。
円山動物園HP ユキヒョウの「フブキ」が来園します(2024年2月8日)
多摩動物公園HP ユキヒョウの「フブキ」を円山動物園へ移動します(2024年2月8日)
フブキ(オス)
2017年5月24日 モスクワ動物園(ロシア)生まれ
2018年12月20日 神戸市立王子動物園に来園(1歳) ユッコ(メス)との繁殖目的
2023年2月8日 多摩動物公園へ移動(5歳) ミミ(メス)との繁殖目的
2024年3月予定 円山動物園へ移動(6歳) シジム(メス)との繁殖目的
(ユッコ(左)とフブキ(右) 神戸市立王子動物園)
多摩動物公園での繁殖の挑戦が終了し、再び王子動物園へ戻る予定だったそうですが、予定は変更され、円山動物園のシジムとの繁殖に取り組むことになったそうです。
ユッコは現在14歳。シジムよりも1歳年上です。シジムは出産経験がありますが、産仔死亡や死産のため繁殖に成功していません。ユッコもまた繁殖に成功していません。ユッコファンとしては複雑な心境にはなりますが、より高い可能性にかけられたのかと想像し、頑張ってくれるフブキの繁殖成功を祈りたいと思います。
フブキはまた王子動物園に戻ってきてくれるかな。
フブキ(左/4歳)、ユッコ(右/12歳)。寄り添ってよく寝ていました。
そしてよく似てる2頭。(左ユッコ、右フブキ)
以前、アムールトラのリング(オス/享年16歳)が各園を巡り、繁殖に貢献してくれたことを思い出しますが、フブキにも健康第一で頑張ってほしいですね。
札幌市円山動物園でフブキの来園を待つシジム(メス/13歳)。
シジム(メス)は
2010年5月16日 ノルデンスアーク(スウェーデン)生まれ
2011年12月14日 円山動物園に来園
2019年5月10日 1頭出産(産仔死亡) 父アクバル
2022年3月30日 3頭出産(いずれも死産)父アクバル
2023年4月7日~8日 2頭出産(1頭翌日死亡・1頭死産)父アクバル
円山到着後のフブキ・シジムの発情次第ですが、今期の繁殖期の同居が行われるといいですね。
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