(Ito the Lioness, 1 year old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.06.13)
2024年6月12日(水・休園日)、円山動物園にとくしま動物園からライオンのパーチェ(オス/1歳9ヶ月)来園。これから円山動物園のライオンは、パーチェ(オス)とイト(メス)の2頭体制となるわけで、願わくば同い年ライオン同士、末永く仲良く暮らしていってほしいなあと思います。リッキー&ティモンの次世代ライオンのスタートになるのかと思うと感慨深いです。
パーチェは2024年6月10日(月)にとくしま動物園を出発し、円山動物園に到着したのは6月12日(水)の朝。とべ動物園のクレイ(メス)の時と同様、2泊3日の長旅移動だったようです。到着当日にもらった餌もしっかり食べたそうで担当さんも安心させる大物ぶり。
今回はとくしま動物園を出発する際に体重測定が行われ、パーチェ(1歳9ヶ月)の体重は139kgだったとのこと。円山動物園では、クレイとイトの来園時には体重測定が行われていますが、今回は出発時に計測されたということで見送られたとのこと。
先代ライオンのリッキーはライオン界では小柄と言われており、特に晩年は110~120kgでしたので、高齢リッキーよりもすでに大きい若ライオンパーチェです。今後どれくらいまで成長してくれるのか、楽しみにしています。
6月13日(木)からしばらくの間、カバ・ライオン館2階部分が閉鎖されます。
屋外に出ている場合は、外から観覧可能。
館内のカバ〜エランドまでの1階部分は観覧可能。2階への階段、エレベーターは使えません。
パーチェが最初に入居する部屋はどちらかな?と思っていたら、ハイエナ側の小展示場(写真右側)だったようです。2つの展示場の間は2重檻になっていて、入居した時点でお見合い出来る状態です。
パーチェ来園初日のイトは、大展示場(写真左側)の高いところから、パーチェを見ていたそうで、時々檻越しに近づく時間もあったとのことです。いつものように屋外扉を開放しても、なぜだか1日中屋内にいたというイト。餌も翌朝まで残していたとのこと。
休園日明けの6月13日(木)に来てみると、例のハルニレの木の一部がカットされていました。パーチェが屋外デビューする時まで、この枝がまだ残っているでしょうか?
屋外に出てしばらくは、いつものイトの行動のように見えましたが、途中から全く屋内に入らなくなってしまいました。いつもは頻繁に屋内外を出入りして、屋内で昼寝することが多いのに・・・
クレイが移動し、独り暮らしが始まり3週間、そして新たにやってきたライオンは正真正銘、父ではないオスライオン。イトもまた目まぐるしい環境の変化に、一生懸命適応しようとしている段階でしょうか。
来園したパーチェにとっても、受け入れる側のイトにとっても、しばらくは緊張の時間があるのでしょう。どちらも若いので、適応能力が高いと信じ、ゆっくり待ちたいと思います。
パーチェもイトも、元気で頑張って。
パーチェは6月13日朝の給餌も完食し、おもちゃをもらったら遊ぶほどの余裕を見せているとのことです。
↓関連記事はこちら↓
コメント