(Lila the Polar Bear, female 9 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.06.19)
オレンジの浮き球の中から取り出して食べていたものはスイカ。そろそろ季節の到来ですね。おいしそうに頬張っていたリラ(メス/9歳)でした。
頬張り過ぎて、口から少しこぼすのはお約束。
現在円山動物園では、ホッキョクグマ館にリラ1頭、旧世界の熊館にララ1頭、計2頭のホッキョクグマが暮らしています。
旧世界の熊館には以前7種類のクマが飼育されていた時代がありましたが、新しい展示場に移転されたり、亡くなったりで現在はホッキョクグマのララ1頭だけ。空きマスが並ぶ風景はさすがに少し寂しい感じがするのは否めません。
そんな旧世界の熊館のサインスペースに、新たな掲示物がお目見えしました。
テーマは北極圏のどうぶつたち。
素直に見てしまえば、このスペースにホッキョクギツネがいる?と思ってしまうかもしれませんが、ホッキョクギツネはいません。ホッキョクグマとどういう関わりがあるのかが記されています。
ホッキョクグマがトナカイを食べることもあるようです。
ちなみにトナカイは円山動物園で2007年まで飼育されていましたが、現在はいません。
ホンケワタガモもホッキョクグマに食べられることあるそうです。現在日本で飼育されている園館はないようです。
さすがにこれは水族館じゃないと飼育できないシャチ。
ホッキョクグマとシャチが出会ったらどうなる?
おそらく私は一生本物に出会うことはないだろうと思われるイッカク。野性のホッキョクグマはイッカクに出会うこともあるらしい。そして飼育されている園館は世界のどこにもないらしい。
動物がいない動物舎は寂しいものですが、学びのある展示や、想像をくすぐられる展示には魅力を感じますね。
関連記事↓
コメント