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レッサーパンダ帳588 寝室から登場した小百合

(Sayuri the Red Panda, female 8 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.07.31)
7月13日に8歳になったばかりの、シセンレッサーパンダの小百合(さゆり/メス)です。冬の間、オスのプーアルと同居し3月から4月初旬にかけて交尾が確認された小百合には、出産の可能性があるため、しばらく非展示の寝室だけで過ごしていましたが、最近は、時々屋内展示場にも出てきているようす。今日は久しぶりに小百合の姿を見られました。(お籠り後今日は3回目)

相変わらず、竹の葉をよく食べている小百合。食後に少し歩き回ったあと・・

隣の寝室へ入って行きました。この寝室には産箱が用意されており、出産準備として小百合がいつも過ごしている場所です。この扉を開放した状態で、屋内展示場に出ています。

寝室には、竹や水、餌が用意されているのが見えます。

屋内展示場で、ペレットも食べていた小百合。

背中からお尻にかけて、よく毛が抜けることがある小百合ですが、現在は茶色の毛が生えてきています。

円山動物園には、セイタ(オス/19歳)、ココ(メス/18歳)、エイタ(オス/14歳)、プーアル(オス/9歳)、小百合(メス/8歳)の5頭のシセンレッサーパンダが暮らしていますが、この5頭の中で今一番体重が重いのが小百合で、8kgくらいあるそうです。
小百合には出産の可能性があるため、引き続き8月中くらいまでは屋外には出さず、屋内の寝室で過ごしてもらい、時々屋内展示場に出る生活を続けられる予定だということです。

 

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