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【ライオン日記】パーチェのタイヤ遊びと放飼場模様替え

(Pace the Lion ,male 2 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.08.23)
プライド・ロックの端っこで、なかなかスリリングなスタイルでポーズを決めたパーチェ(オス/2歳)。先日8月15日に2歳の誕生日を迎えたばかりの若ライオンです。今月初めに右前足を痛めるというハプニングがあってから、しばらく安静に過ごしていましたが、無事回復し、円山の環境に慣れてきたこともあってか、そろそろ本領発揮し始めてきました。

お盆休みも終了し、パーチェの歩き方もいつも通りに戻りつつあり、今週から平日の観覧制限は解かれました。

右前足の爪はちゃんと伸びてきています。健康で、食欲もりもりで、元気に暮らしていれば、治りも早そうですね。爪は伸びてきたばかりで、本人も痛みの体験が記憶に新しいせいか、まだ触れたら痛いのか?右前足の内側を浮かせて爪を研いでいました。

今週から屋外放飼場の下の段の模様がえが行われました。アフリカゾーンがオープンした2016年当時から使われてきた爪とぎ用の丸太が、かなり年季が入りボロボロになってきたため、新しい丸太も入りました。そして少し広めのスペースが出来ました。

8月17日(土)から、新たなエンリッチメントとして、タイヤが入りました。パーチェはとくしま動物園に居た頃から、タイヤに親しんでいたようなので、初日からとても反応がよかったです。

とくしま動物園のライオン放飼場には、大きいサイズのタイヤが山積みになっていました。
(2024年1月24日撮影)

年季が入った爪とぎ用の丸太を破壊していったイト。イトはハルニレや丸太など、自然物に対する反応がいいですね。

崩した丸太の破片を口と手で持ったまま、ジャンプ!

リアルポンデライオンを、初めて見ました。

タイヤで派手に遊ぶライオン、パーチェ。咥えたまま歩き回ったり、段差も軽やかに登ったり、降りたり。ネコ科たちのこういう遊びは、ある種狩りの疑似体験でもあるらしく、飼育下ではほとんど経験出来ない狩りを、本能的に練習しているのかもしれません。

最近の出来事をまとめた映像です。

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