【しろくまにっき】ホッキョクグマの展示についてのお知らせが掲示される

(Lila the Polar Bear, female 9 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.08.25)
今日のお昼給餌で登場した際も、一番最初に見つけて食べたのは白菜でした。白菜を食べている時の美味しそうな顔のリラ(メス/9歳)です。

正門前に【ホッキョクグマの展示について】のお知らせが掲示されていました。
「夏の間、ホッキョクグマは外に出ていない時間が増えます」という説明と、「ホッキョクグマ観察時間のめやす」が書かれています。
※あくまで目安として
外に出ていない可能性の高い時間・・9時30分〜11時、12時〜14時30分
ホッキョクグマ観覧の狙い目・・11時〜12時、14時30分〜16時30分

日々観ていると、狙い目とされている時間帯に給餌されることが多く、それが狙い目の理由になっていると思います。ただ生き物相手のことなので、基本的にはタイミング次第、運次第。
正門前にここまで親切なお知らせが出たのは初めてのこと。この夏休みは問い合わせが多かったのでしょうか？

ということで、今日は写真に時刻を入れてみました。
【10時35分】ホッキョクグマ舎に行くと、ララもリラも屋内に入っており、どちらも姿は観られず、ホッキョクグマ館内の日陰でしばらく待つことにしました。
【11時15分】「餌の準備のためホッキョクグマを一時収容する」という館内放送が流れました。
【11時22分】リラが登場し、ガス管の中に隠された白菜を食べます。

【11時24分】別な場所に移動し、ここでも白菜を食べていたところ、プールに視線をやったリラは黒い浮き球が浮いているの見つけ、もぐもぐした状態で慌てて飛び込んで取りに行きました。
新品ではなさそう？ですが、楽しみにしていたのでしょうか？ごはんそっちのけで、慌てて取りに行く姿は、子どもの頃のリラのようでした。

【11時24分】黒い浮き球を水からあげ、ブルブル〜と水を切ります。

【11時24分】ごはんも食べず、気分が乗ってきたのか、黒い浮き球を投げて飛び込みました。飛び込んだものの、特に遊ばず、浮き球といっしょに漂うかのようにスイスイ泳ぎ、デルタ地帯から陸にあがってしまいました。
草の上で少しスリスリして、残りの餌を探して食べて回ります。

【11時40分】屋内に入ってしまいました。このあとララの給餌になります。

【11時56分】準備された餌に向かって扉から出てくるララ。

【11時58分】半分になったドラム缶の中には白菜が入っており、もぐもぐ食べるララ。

【12時23分】今度は檻マスに用意された餌を食べます。黒い管の中には、カットされた魚、肉が見えました。今日は獣舎の排水口が一時的に詰まったため、解消する作業に少し時間がかかり、扉が開くのが遅くなりました。

【12時24分】食後のキリリとしたララの顔。しばらくすると屋内に入って休みます。

【12時30分】再びホッキョクグマ館に戻ると、リラは屋内から出てきて、外で草を食んでいました。しばらく食べたら屋内に入ってしまい、13時30分を過ぎても出てくることはなく、そのままホッキョクグマ館を後にしました。

夏に限らず、冬も屋内扉を開放されているので、姿を見られない時間は発生します。