(Tao the Asian Elephant, 11 months old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.08.04)
ポールの隙間から外にある樽の中の餌を取ろうと奮闘していたタオ(メス/11ヶ月)。牙が生えてくるスリット、口の中、舌、奥歯が見える、チャンスです。
円山動物園のゾウ舎屋内にある「お知らせ」によれば、タオの歯に、初めての生え変わりが確認されたそうです。
ゾウの歯は、生まれた時にすでに生えた状態で生まれ、奥から前に向かって新しい歯が生えてきて、古い歯が押し出されるように抜けると言われています。そしてその生え変わりは生涯で5回あるとか。毎日毎日頻繁に咀嚼している歯ですから、そのうち表面はすり減ってくるでしょう。すり減った頃には次の新しい歯が生えてきているという感じでしょうか。野生動物の場合は特に、歯と寿命の関係も大きいでしょう。
写真は、タオの上の奥歯の最初の歯がそれぞれ写っています。上の方にある小さな歯が最初の歯です。タオの左上の奥歯(写真右)は8月18〜20日の間に抜け、右上の奥歯(写真左)は8月25~26日の間に抜けていたのが確認されたそうです。
タイヤアタックが大好きなタオ。
キックもなかなか上手いです。空振りも多いですが(笑)
父シーシュがしている激しいタイヤ遊びが、遺伝したのかもしれません。
シュティンがする「下さいポーズ」がわかりやすくて、可愛らしいです。
群れの中で一番の食いしん坊だと、太鼓判を押されています(笑)。
映像はほぼ2024年8月4日(日)の様子です。
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