(Pirka the Polar Bear, female 18 years old, Asahiyama Zoo, 2024.11.01)
妊娠の可能性があり、出産が期待されている旭山動物園のホッキョクグマ、ピリカ(メス/18歳)。3年前に初めて出産を経験したのが2021年12月10日(ゆめ(メス)誕生)のこと。今回も出産すれば2回目となります。ホッキョクグマの妊娠期間は約2ヶ月で、そろそろ出産準備のために非展示になると思われ、お籠り前にエールの念を送りに出かけてきました。
旭山動物園の西門は、ほっきょくぐま館に近い入園口。現在西門前では、ホクト(オス)とピリカ(メス)の第1子、ゆめ(メス)が「ようこそ」ポーズ(笑)で迎えてくれています。
こちらも西門駐車場に設置されている大型パネル。左のゆめパネルも大きいですが、さらに大きなカバパネルも登場。大口を開けた、これは百吉かな。
11月1日(金)は、時折小雨がパラつく曇りの1日でした。日中は9〜10℃を行ったり来たりの気温でしたが、風もなく、それほど寒くは感じませんでした。
9時30分の開園から水槽側に出ていたのはオスのホクト(23歳)。ピリカの繁殖相手です。
今年春には何度か交尾も確認されています。
11時15分からは、ホッキョクグマのもぐもぐタイムが実施されます。今日は参加人数も多く、入れ替え制で2回行われました。
ピリカが出産準備中や育児中には、もぐもぐタイムがお休みされることがあります。
14時前にホクトが収容されました(左)。さあ、今日はピリカが出てきてくれるでしょうか?
最近ではピリカが外に出ず、再びホクトが出ることもあったそうです。
右側の扉が開き、ピリカが少し顔を出したと思ったら、再び奥に入ってしまいました。今日は出たくないのかな?会えないかも・・・
飼育員さんが、ピリカの扉前にガス管と餌を設置してから扉を開けたところ、きっかけを得たのか、すんなりと登場してくれたピリカでした。
以降は、歩いたりプールで水浴したりして過ごしていました。
来年、元気なピリカにまた会えますように。
反対側の放飼場には、終日ルル(メス/29歳)が速めの足取りで歩いていました。円山動物園のララとは双子の姉妹。2024年11月20日は30歳の誕生日です。双子揃って30歳を迎えるなんて、本当に素晴らしいこと。
11月1日は一部紅葉した木が見られましたが、多くは落葉が進んでおり、冬間近といった風景の旭山動物園でした。
11月4日(月)~11月10日(日)休園期間
11月11日(月)〜冬期開園スタートです。(10:30~15:30)
2024年11月1日(金) ホクトが歩く様子です。最近ではこんなルートを繰り返し歩いているようです。
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