円山動物園のカンガルー館奥にいる、スローロリスです。
霊長目 ロリス科 東南アジアに分布し、ゆ~っくりした動作が特徴。
昨年、円山動物園にやって来た時に、新聞にも掲載されましたが、
ワシントン条約の違反により、税関で保護されたものが、円山動物園に飼育委託されたもの。
夜行性動物なので、通常の開園中は、薄暗い中で飼育されています。
撮影も、何度か試みましたが、まず上手くは写せません。
でも、夜の動物園開園中なら、逆に少し照明が明るめになるので、なんとか写せました。
サルの仲間なので、足だけでぶら下がり、餌を取って食べます。
このくらいの照明だと、かわいい指先の爪まで、よく観る事ができます。
動物園ではどんなものを食べているのか、餌台の中身を観ると、↑これらのものが。
虫は、釣り餌にも使われているような、ミルワームのよう。もちろん生き餌です。
日中の暗い照明ではよく見えず、気づかなかったのですが、背中には、濃いめの線が入っています。
それが、頭でふたつに分かれて、目の方に繋がっていました。
夜の動物園に行かれたら、スローロリスのチェックもお忘れなく。
コメント
スローロリスは動きも遅く、見ていて飽きの来ない
動物の1つだと思いますね。本当にスローなんだと。
確か・・・木を振動させず、ゆっくり獲物に近付き、
キャッチする筈だと思いますので、捕まえる時は
素早い動きをするのかな?なんて思っています。
北二十四条さん
どんな虫を食べるかがポイントでしょうか。
素早い動きをする虫を捕まえる瞬間を、見てみたいですね。