円山動物園のモモイロペリカンです。アフリカゾーンのカバ・ライオン館内で飼育されていますが、鳥インフルエンザ対策のため2024年11月25日からは、少し広いカバ舎へ移転し展示されています。カバのザン(メス)が2024年11月3日に亡くなり、カバ舎が空きマスとなっていたため可能となった措置です。鳥インフル問題が落ち着くだろう春以降は、通常通りペリカン舎へ戻る予定とのことです。前回移転後の様子を観ていた際に、たまたま見つけたペリカンの口の中にある穴についての謎が無事解けました。
円山動物園のモモイロペリカンたち全3頭は、すべてオス。
2020年6月16日に八景島シーパラダイスから来園した個体たちです。
前回見つけた穴は矢印の場所。
ドーム型の開口部が開いたり閉じたりしていました。
動物園の獣医さんに伺ったところ、この穴は気管の開口部ということでした。
食べ物が通る時には、自然と閉まる仕組みになっています。
今回はタイミングよく、いい角度で確認することが出来て良かったです。大きなくちばしを持つペリカンならではの発見だったかもしれません。
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