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薪バス「まき太郎」



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9月20日は「バスの日」。
この日は、各地でバス会社が、バスの魅力をPRするイベントを開催しています。
私達の街でも、イベントが開催されました。(午前は西区の小学校校庭、午後はアリオ札幌)
内容は、最新式バスと、懐かしいバスの展示と、デモ走行。
一番の人気は、写真の薪バス「まき太郎」。
薪バスは、ガソリンが入手困難となった、戦前から戦後にかけて使われた代用燃料バス。
その後、ガソリン車、ディーゼル車が登場すると共に、姿を消していきました。


ステップ


ステップ部分。
運転席


運転シートは、沈む感じで柔らか。昔、砂利道をガタゴト走っていたせいでしょうか。
エアー調整


エア調整など、見慣れないレバーもあります。(補助燃料として、ガソリンもあるよう)
天井


天井とてすり。
シート


三方シートの座席。
まき


燃料は、もちろん薪。
エアを送る


後ろのガス発生装置(カマ)の中に薪を入れ、今、男性がしているようにクルクルレバーを回し、
空気を入れ、燃焼させます。
薪→燃焼→木炭化→ガスを発生→燃料に変える。
1kgの薪で、1.3km走行可能。
1回の満タンのカマで、走行出来る距離は60km。
その都度、薪を足したり、エアを送ったりと、大変な苦労の乗り物だそうです。
すれ違い


町内をデモ走行中。現在のバスとすれ違いました。
やって来る


シートの定員は、20名程だそうですが、今回は、フルに乗せて走行です。
後ろ


40km/h出てるか、出てないかくらいの、のんびり走行。
マーク


顔の部分のマークも、輝いています。星にハンドルでしょうか。
普段、この「まき太郎」は石狩の車庫に眠っているとのこと。
全国に、薪バスは3台ほどあるそうですが、公道を走れるのは、この「まき太郎」だけで、
要請があると、全国各地に出かけているようです。
ハイブリッド


他にも、最新式ハイブリッドバスの展示。
車窓から


最新式ノンステップバスの展示もありました。サミット用に、洞爺湖も描かれています。
(マウスオンで写真もう1枚)
「まき太郎」に会えるのは、とても貴重。
近所で開催してくれた、嬉しいイベントでした。

コメント

  1. 小梅 より:

    こんにちは。
    凄いですね。こういったバスがあるとは知りませんでした。
    全国で3台あって、公道を走れるのはこの「まき太郎」だけなんですか?貴重ですね。
    最新型のバスも素晴らしいです。
    最近、バスに乗ってないからたまにはバスに乗って出掛けるのも、いいですね。

  2. tomi より:

    薪で走るバスってあったんですね!!
    初めて知りました~。
    実家は私が20歳ぐらいまで巻きストーブだったんですよ♪
    理由は父が大工なので廃材をもらってきてたんです。
    あのゴ~ッと燃える熱さ・・・懐かしいですね(`∀´)

  3. バスの日イベント、各地で開催されてますが、
    薪バスを再現したのは他所には無いと思います!
    実際の本物は無理にしても、
    昭和30年代のボンネットバスを利用しているだけでも
    凄いと思います!!

  4. MAYU より:

    小梅さん
    いろんな乗り物を利用するのは、楽しいですね。
    尚かつ、珍しいものは、記念になります。

  5. MAYU より:

    tomiさん
    まき太郎のチョロQがあったら欲しいなあ。(笑)
    薪ストーブは、お手入れのことが気になってしまいます。

  6. MAYU より:

    181やくもさん
    エンジンは、昔の消防車のエンジンを利用しているとか。
    いろいろ工夫されているそうです。

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