5月24日生まれの子狸たちも、生後4ヶ月。
もうすっかり大人と同じサイズになりました。
キタキツネと同じくらい、道内にいるらしいエゾタヌキ。
野生下で生き抜くことを考えれば、これから厳しい冬を乗りきるために、
冬前には、しっかり成長し、脂肪を蓄えておかなければいけません。
餌の時間ともなると、激しい争奪戦が行なわれます。
餌として、何かがばら撒かれました。
こおろぎです。
エゾタヌキ以外の動物でも、生き餌を食べるものはいるので、
餌用にいつも飼育されているそうです。
なんとか、こおろぎの写真を撮れましたが、
4~50匹のこおろぎは、10頭の狸たちにより、一瞬のうちに消えました。
その他に、馬肉、ひよこ、オオナゴ、サツマイモ、りんご、食パン、ドッグフードなど。
ひよこをもらった初日は、なんだかわからず、最初は少し遊んでいたそうですが、
肉と分かれば、もう、あっという間に完食です。
野生下でも、きっとそのようにして、学んでいくのでしょう。
肉汁にだって、どん欲です。さすが雑食のエゾタヌキ。
お父さんのポコタ。
お母さんのポロン。
ポコタもポロンも、餌の時間になると、子供たちのパワーにおされているのか、
遠慮しているのか、少し離れたところで、おこぼれの餌を食べています。
もう、ほとんど区別がつきません。
冬期の間も、この10頭で過ごすようです。
どんな生活ぶりが観られるでしょう。
今は、冬に備えて、しっかり太ることに専念だそうです。
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