お見合い開始

円山動物園には、2頭のユキヒョウ、アクバル(オス/3歳)とリーベ(メス/5歳)がいます。
1年のほとんどは、単独生活をしている動物なので、
園内でも、普段は、別々な部屋にいます。
名前の通り、雪の降る標高の高いところ(6000m)に生息しているので、
雪は、大得意！
積もると、とっても気持ち良さそうに、体をすりよせていました。

単独生活をしていても、繁殖期だけは、オスメスが一緒に行動します。
アクバルとリーベにも、そろそろ恋のシーズンが近づきました。
今日は、そんな2頭の初お見合いの日。
もちろん、顔もにおいも知ってるはずですが、お部屋に招いて、自己紹介から・・



今日は、まずアクバルをリーベの部屋にご招待。
(すぐには一緒にさせず、リーベは奥の部屋に入って、見てもらっています)
扉を開けても、なかなか入れません。(粗相のないようにね!←親心)



足を出したり引っ込めたり・・・ようやくおじゃましたのが10分後。



まずは、部屋の中を見渡します。
「すばらしいお宅ですね～。」　(アクバルの建もの探訪)



「ここの角の造りも見事です。」



「いつもここで、ごはんを召し上がるんですか？｣　(アクバルの隣の晩ごはん)
あ～あ、食べちゃった。ごめんね、リーベ。



クンクン・・



においもかぐわしい。



最近特に、アクバルを意識し始めてるようにも見られたリーベ。
今日の反応はどうだったでしょうか。
次は、リーベに、アクバルの部屋に入ってもらい、
順を追って、お見合いがすすめられるようです。
仲よく同居が始まることを、祈っています。