棒っこ

またまた私の心をくすぐるネーミングの和菓子を見つけました。
その名も「棒っこ」。
「ぼうっこ」と読まず「ぼっこ」と読みます。
北海道弁では、棒のことを、かわいらしく「ぼっこ」と言います。
それが、ズバリ商品名になっているこの和菓子は、
セブンイレブンのパンコーナー横、和菓子スペースできれいに並べられていました。
幕別町にある、十勝大福本舗製造。
1本　98円で購入。

通年商品なのか、節分に合わせて、大福を棒状にしたのかはわかりませんが、
長い大福なんて、初体験です。
味もいろいろ4種類、長さは皆同様に、12.5cm。



「豆大福」は、柔らかい餅の中に赤えんどう豆、中はしっとり粒あんが入っています。
「すあま」は、棒のままだと、ピンクと白のストライプに見えますが、
カットしてみると、手毬を長く伸ばしたような感じです。
すあま＝上新粉と砂糖をこねて蒸し、熱いうちに練った餅状の菓子。



「磯辺」は、甘辛醤油だれに白ごまが入っていて、それは包装や皿や手にはくっつかず、
ちゃんと餅に辛みついていました。
「草大福」は、よもぎの入った餅の中に、しっとり粒あんが入っています。
どれもお餅が柔らかくておいしい、そして、食べやすい形で新鮮でした。
この棒っこなら、節分の日に、今年の恵方「東北東」を向いて、無言で食べきれそうです。(^^)