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しろくまにっき 1850



ララ

夜の動物園では、約1ヶ月ぶりの活魚給餌が行われました。
先月13日のシロクマキャンペーンで活魚を食べた以来ですね。


ララ隣

18時には、隣の部屋に収容されていたララ。
魚も早々と準備されました。
今夜の魚は、ニジマス10匹です。(果物等はなし)
ニオイでわかる?人のざわつきが気になる?
ララは檻から一生懸命に覗いてます。

登場

18時30分、活魚給餌のスタートです。

イン

プールに飛び込むララ。
元気のいいニジマスたちに、ララは右往左往。
手こずっているようすです。
ララの狩りの様子を伺っていると、群れから外れ、1匹になっているものに向かっていきます。
テレビでよく見る、他の動物の狩りでも、同様でしょうか。

ララ

1匹、1匹と仕留めていくララ。
5匹目は、水の流れと共にプールの外に落としてしまったので、取りに行きました。
仕切りなおして、縁から飛び込むララ。

10匹目

10匹全てを食べ終わったのは、すっかり暗くなってきた19時。
今日のニジマスも、活きが良かったですね。
活魚給餌の様子は動画で。

デナリ

ララの活魚給餌が終わった後、デナリのところへ行くと、
写真と同じ場所で、まったり座っていました。
デナリには、活魚給餌はありません。
その代わり、後でスイカをもらったようです。
今日は、残念なニュースもありました。
私は、文献の写真でしか見たことがありませんが、
1985年12月21日、円山動物園で、初めて自然繁殖で誕生した、ホッキョクグマの赤ちゃんがいたそうで、
愛称は「ポロ」(オス)と呼んでいたそう。(父ポール、母シロ)(後に人工哺育)
翌1986年に、南アフリカのヨハネスブルク動物園に移動し、
ここでの愛称は「ワン」と名付けられたそう。
28歳になる現在まで、ずっと過ごしていたそうなのですが、
8月13日、健康状態悪化のため、命を終えることになったそうです。
縁あって、札幌から遠くアフリカに渡り、28年間生き抜いたワン(ポロ)。
仲の良い伴侶にも巡り会うことが出来、大往生だったと信じ、
お疲れ様でしたと、お祈りしたいと思います。
ヨハネスブルク動物園HP
CNN Japan アフリカ最後のシロクマ死ぬ、長年の「伴侶」のもとへ

コメント

  1. Mikiko より:

     ずっと気にかけていたポロの悲しいニュースに、もう哀しみで胸がいっぱいです。
    まるで中国のパンダの幼稚園のように、こぐまだけを集めて展示されていましたから、ララ邸の場所でシロお母さんと遊ぶことも叶わなかったポロ・・・、
    今も思い浮かぶ可愛い姿
    コンテナの様な檻の中で、小さなプールに落ちてしまった餌を入れる四角いバットを、懸命に水から上げようとしていました。
    フンフン言いながら、何度も何度もずっ~と頑張っていました。
    たとえお母さんのミルクがもらえなくても頑張ったポロ
    札幌を離れて、遠く遠く旅立たなくてはならなかったポロ
    今は、マルルやポロロと離れても会いに行ける、世界がぐっと近くなった時代です。
    でもポロが行ってしまったアフリカは、私には永遠の別れの遠さでした。
    頑張り屋さんは、数々の苦難にも耐えて、長生きをしてくれましたね、
    ヨハネスブルグでも愛されていたことでしょう。
    今は安らかに、伴侶のもとにいるのでしょうか?
    お盆でしたから、シロお母さんが迎えに来てくれたかもしれません・・・
    きっと抱きしめてくれたに違いありません。
    どうぞ安らかに、ご冥福をお祈りいたします。
    そして私達は、ポロのような不幸が起こらないように・・・
    見守っていかなければと思いました。

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