スポンサーリンク

アジアゾウ ラニー博子(天王寺動物園)


ラニー博子


つい先週会ったばかりの、ラニー博子さん(メス/推定48歳)の訃報に触れ、
とても残念に思います。

1970年5月3日  日本万国博覧会(大阪万博)を記念して、インド政府から親善大使として贈られ、天王寺動物園に来園。
2017年夏頃から、両前肢の化膿が進行。
2018年1月23日から、屋外展示場に出なくなる。
2018年1月24日、起立不能。
2018年1月25日17時02分、死亡。

ラニーはインドの言葉(ヒンディー語)で「女王」。
博子という名前は、万博に因んでいます。


2017年


ホッキョクグマのモモの誕生がきっかけで、何度か訪問している、天王寺動物園。
アジアゾウの展示場は、ホッキョクグマ舎からも近く、
ラニー博子の姿を拝見する機会も多かったですね。


11月


昨年は、2回訪問出来、元気そうな姿を拝見。


インド


身体的特徴は、観察すれば見つけられますが、
「うんこをよく散らかす」と「水浴び」は、見たことがありませんでした。


水浴


それが、先週最後に会った時には、両方を見せてもらえました。
前脚が化膿し、歩行に支障が出ているようなので、
水中だと負担も少なかったでしょうか、
しばらく水に浸かっていました。


うしろ


あまり観ることが出来ない、後ろ姿。
水から上がる時は、ゆっくり、ゆっくり。


フン


フンを掴んだと思ったら、


フンまきちらし


鳥を蹴散らすかのように、投げていました。
おお〜、これがフン散らし?


森


天王寺動物園は都会の真ん中にありますが、
森の中にいるような感じの展示場。


都会


ラニー博子とアベノハルカス。
大阪万博から47年。
大阪の景色も、随分変わったでしょうね。
お疲れさまでした。
数回でも、会えた事を嬉しく思います。



2018年1月17日(水)。
雨の中、水浴していたラニー博子。
ゆっくりあがり、フン飛ばし、その後、ごはんをもらっていました。



コメント

  1. みみ より:

    こんばんわ
    ラニー博子さん、痩せています。
    脚が大きくなっています。
    自分も膝が悪いので共鳴してしまいます。
    なぜか、穏やかなお顔にみえます。
    ほんま小さいときに独りで日本にきたのですね。
    天王寺にきてくれてありがとう。
    ラニー博子さんやすらかに

  2. ココラバ より:

    イギリスと深い関係の生まれ故郷からやってきたクイーン、そして大阪の歴史を感じるこれ以上ない素敵なお名前ですね。
    天王寺のゾウといえば、春子さんの映画を思い出しました。
    歳をとっていく動物をケアし続けて最期を看取る…
    日頃のトレーニング、コミュニケーション、信頼関係を築く飼育員さんたちに敬意を表したいです。
    ラニー博子さん、脚痛いの頑張りましたね。
    お疲れさまでした。

おすすめの書籍


       

       

タイトルとURLをコピーしました