秋の恒例

4月から伸び始めたエゾシカの角。
9月に入ると、その形は完成形となり、皮に覆われた袋角は、
先端から皮がめくれ落ちてきました。
(幹などで、こすって剥がす)

今まで焦げ茶色っぽく、丸みのあった「袋角」から、
骨化した「枯れ角」になっている段階。
表面もゴツゴツしています。
オスとしては、これから一番カッコよくなる時期。



でも残念。
これから！という時に、動物園では角切りが行われます。(安全のため)
致し方ないのですが、ちょっと気の毒な気もします。
エゾシカは秋から繁殖時期。
メグムも、アユミも、今年はオスらしい行動をしています。
鳴き声も、たくさん響くかもしれません。