円山動物園には、愛嬌のあるゼニガタアザラシ、ミサキ(オス)がいます。
昨年の冬、夏には、プールの外に出てお散歩を披露してくれていました。
ミサキは、襟裳岬出身。
襟裳岬では、たくさんのゼニガタアザラシが生息していることでも、有名です。
暮れ近くに、ミサキを観ると、いつも目をつぶって、じーーっとしていることが多かったのです。
元々、じっとしてる姿は多いのですが、ちょっと頻繁な気がしてました。
最近ようやく、泳いでる姿を観られて、よかったなあと思って、顔を見ると。
向かって右側の目が真っ赤。
伺うと、残念なことに、見えなくなってしまったようです。
実は、向かって左側の目は今までも見えない状態でした。
じっとしていたのは、多分、痛みがあったせいではないかということです。
その時は、当然食欲も落ちます。
今は、その痛みはなくなったのか、泳いだり、食べたりしているそうです。
給餌の際は、呼びかけて、近くに餌をあげたりしているそうです。
私も、小さな声で名前を呼んでみます。
一生懸命、声のする方を見ようとしてきます。
人なつこくて、愛らしい姿は、変わらずです。
ニホンザルの中でも、べろ太という盲目のサルがいるそうです。
100匹近くいるサル、全員に、名前がありますが、飼育員さんは、もちろん把握されてます。
教えてもらったとしても、きっと私には覚えられないです。
動物界も、パッと観ただけでは分からないことがたくさんありますね。
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コメント
えええ~!ミサキくん、目が悪かったんですね。。。
去年の夜間開放の時に愛らしい姿を間近で
見ていただけに残念ですが、これからも元気で
暮らして欲しいですね!
切ないお話です。
言葉を話せない動物たちだから、
その強さも感じます。
やさしい飼育員さん達が見守る目もまた心の目なのでしよう。
自然界では多分生き延びることは難しいのでしょうから
動物園の中で暮らす生涯が幸せであって欲しいものです。
と言う事は・・・全盲になってしまったのですか?
自然界では命取りになるかもしれませんが、
今後はのんびり動物園で暮らして欲しいと思います。
ちなみに、アザラシ・カワウソなど水中哺乳類の多くは、
弾性の強いヒゲを持っていて、ヒゲの振動を感知して、
水中の様子を視力に頼らず、ある程度察知出来るそうです。
円山のおサルさんは、顔に刺青?をしていた筈ですが、
全頭は無理でも、数頭の顔写真を掲載してくれると、
入園者でも個体識別出来る楽しみも出来そうですね。
ボコさん
なぜそうなるなどは、あまりよく分からないそうです。
本人はどう感じているのでしょうね。
やはり気の毒なのですが、これからもたくましく生きてほしいと思います。
ふたばさん
知らなければ、まったく気づかないことですよね。
痛みがなくなった?ことがせめてもの救いでしょうか。
北二十四条さん
なってしまったようです。
それでも、昨日も、となりのプールを覗く姿を見せてくれました。
おとなりは、給餌の時間でした。(^▽^;)
べろ太のことは25日の朝刊に大きく載ってますね
どうやら虐められてはいないようなので良かったです。
pooさん
分からないところで、いろいろなものを
背負っていたりしてますね。