げんきとゆうきの旅立ちの朝がやってきました。
昨夜は、移動用の檻に入ったまま、熱帯動物館内で一夜を過ごした、げんきとゆうき。
檻のほとんどの面には、目隠しがされているので、
お互いの様子は、見えなかったかもですが、気配等で理解できたかもしれません。
ゆうきは、ひとあし早く、釧路市動物園へ出発。
新川方面へと走って行きました。
ノンストップで向かうそうなので、午後夕方前には、到着したはず。
げんきの移送は、開園してから始められたので、様子を見ることが出来ました。
熱帯動物館から、運ばれる際には、パンチで檻が揺れ、吠え声が聞こえたことも。
東北サファリパークへ移動する、エランドのひなと同乗します。
クレーンで乗せる際に、同時に体重測定。
メモリは、450kgを差していました。
檻の重量は、310kgと表示されていたので、げんきは140kgということになります。
同じように、ゆうきも計測した際、90kgになったそう。
2頭の体格で、50kgの差はないと思われます。
どうも、吊るし具合等によっても、誤差が出るようなので、目安として捉えたほうがよさそうです。
ちなみに、リッキーが、2007年7月、5歳の時に来園した時の体重は、130kgだったそうです。
ひなとげんきの檻の横に積まれている檻は、返却する空檻。
マニアックネタを言えば、手前の檻(箱)は、ジェイが群馬からやって来た時に使用されたもの。
熱帯動物館前で、2頭を乗せた後は、一旦、カンガルー舎裏まで移動し、そこで幌をかけます。
(ゆうきの場合は、開園前なので、全て熱帯動物館前で行われる)
幌をかけ終わったら、こちらもすぐに出発。
陸路で、函館まで、ノンストップ。
函館からは、フェリーで大間へ。
大間から、途中、東北サファリパーク(11時頃)経由で、那須サファリパークへ。
(翌28日 14時前に、無事到着されたそうです)
搬送作業の最中、猛獣たちは、すでに屋外に出ていました。
屋内を見てみると、鶏肉が残されていました。
げんきゆうきが、戻ってくるかもしれないから、残しておいたのかも?なんて思ったり。
あたふたと探し回るなどの、不安定な様子は見られず、落ち着いているようです。
ある程度成長もしているし、自分たちも過去に経験済みのこと。
静かに、受け入れたように見えます。でも、本当のところはわかりません。
時折、ティモンを慰めるような仕草もみられたリッキー。
相変わらず、パンチをしたり、仲良く過ごしています。
出産、子育て、同居訓練、旅立ち等を経験して、より深い絆で結ばれる夫婦でしょう。
これからも、それぞれの場所でずっと幸せに暮らせますように。
コメント
みんな幸せに!
またリッキーとティモン見に動物園に行きます
その後、ティモンとリッキーがどんな様子なのか気になっていましたが、表面上は落ち着いているようでホッとしました。
ついに旅立ってしまいましたね。仕方ないとはいえ寂しいですね。那須サファリなら東京から比較的近いので、げんきに会いに行きたいと思います。みんなが新天地で元気に暮らせるよう願います。