おたる水族館のある、小樽市祝津には、鰊(にしん)御殿があることでも有名。
明治~大正時代に盛んだった鰊漁で、財を成した網元の、御殿です。
この祝津以外にも数軒あるそうですが、今回は、祝津にある鰊御殿のひとつ
「小樽貴賓館 旧青山別邸」へ行ってきました。
入り口に向かうまでにも、純和風な垣根が続きます。
さあ、ここから、小樽三大網元のひとつ、青山家の栄華の跡を拝見させていただくべく、入館。
こちらが、旧青山別邸。
建築期間、6年半、建築費は、約31万円。
同時期に建てられた、新宿伊勢丹デパートの建築費が50万円と言われた時代の31万円ですから、
かなりの額だということがわかります。
積雪の多い北海道では珍しい瓦屋根。細部のこだわりが見られます。
にしん漁をしている姿や、恵比寿様?のような姿も見られます。
あれは、宝船? そして向こう側にはニシンでしょうか。
室内も、純和風から、モダンな洋室など、
建築材料は、遠くから船で取り寄せ、全てお金に糸目をつけないで作られたそうです。
こちらは併設されている、小樽貴賓館の天井。いろいろな花の絵が描かれています。
レトロな電話もあり。
旧青山別邸は、9年前の雪まつりにも、登場したそうです。
あっ、船の中で、onちゃんが転がってる・・(o_n)
庭には、この梅の木をはじめ、さまざまな木が植えられ、
特に、青山家三代目の娘 政恵さんが、牡丹の花が好きだったそうで、
敷地内には、348株の牡丹が、植えらています。
5月下旬辺りから、牡丹の花が開花し始めると、
よりいっそう、華やかな雰囲気となることでしょう。
小樽貴賓館 旧青山別邸
小樽市祝津3丁目63
TEL 0134-24-0024
営業 9:00~18:00(4月~10月)
9:00~17:00(11月~3月)
休み 年末年始
駐車場 無料
旧青山別邸入館料 大人1000円 小学生500円
(貴賓館へは入館無料、レストラン有り)
昔の鰊漁は、春先2~3ヶ月の漁で、
1年間生活出来たそうです。
「にしんは魚にあらずして米なり」
コメント
お久しぶりです♪
小樽もなつかしいですね~
美味しい食べ物も、いっぱいあるし。。。
ここで親子4人でランチを食べて
どびっくらするお支払をしたことが・・・
御殿にビンボー人が行くもんじゃーござらぬ・・・と
思った私でした。とほほ。
生まれ育ちも小樽。そんな友人のおばあちゃまに、以前
ニシンの話を聞いたことがあります。
春先の海は、ニシンで銀色になっていたそうです。
木箱(たしか・・・もっこ・・とかって言ってたような)を
背負って漁師の手伝いをしたらしいです。
こういった話もだんだん聞けなくなるんですね。
miyuさん
見どころ、食べ処がたくさんあって、
1回、2回じゃ足りませんね。
わさびさん
そうでしたか。
きっとスペシャルなランチだったのでしょうね。
お手頃メニューも、あったような気がします。
てつこさん
銀色の海・・凄いですね。
そんな時代の話は、少し聞いた事があります。
財を成していたんですよね。
こんにちは。
ご来場ありがとうございます。
小樽貴賓館では、6/22までの期間で「牡丹まつり」を開催しています。
庭園の350株の牡丹と期間限定の食事メニューと様々なイベントで皆様のご来場をお待ちしておりますので、ぜひ遊びにいらして下さい。
小樽貴賓館スタッフさん
コメントありがとうございます。
牡丹まつりのことも、ずっと気にかけております。
いつかチャンスがあれば出かけたいと思っています。