ララとピリカが同居を始めて、3日目になりました。
私自身が見慣れたせいもあると思いますが、初日に比べ、
2頭は少し落ち着いて来たように思います。
ただ、相変わらず、仲良くハグするなんてことはなく、距離を保っています。
昼寝場所も、ララは室内、ピリカは離れた日陰で休んでいました。
ピリカはデナリの水遊びの音で目覚め、ララもそのうち目覚めました。
どうやら屋内には、飼育員さんがいる模様。
2頭とも同室に入るという時間がありました。
ララ「ピリカちょっと下がりなさいよぉ」
ピリカ「入って来ないでよぉ」
ピリカも少し頑張りを見せますが、ララの威圧には到底かないません。
ピリカが後退し、同室に入るも、見合う時間数分間。
結局、ララが後退して退室するという結末でした。
ピリカに背中を向けないという事は、やはり気を遣っていると想像します。
緊張感から解き放たれ、水を飲むララ。
そのララのニオイを、確認しにやってくるピリカ。
ララの辿った道のニオイをクンクン嗅ぐ、ピリカ。
母と子というより、大人のメス2頭。
ピリカがまだ「母」としてララを見ているのに対し、
ララはピリカを1頭の大人のメスとして接しているのかも?(娘と認識した上で)
すでに独り立ちしたはずのピリカには、
これから先迎えるかもしれない、オスやメスとの同居の時に、どう対処すべきなのか、
ララは、最後のレクチャーを行っている・・・
そんな風に見ていた私です。
一度離れ、その間次の子供も産んでいるララには、
イコキロのお姉さん的見方は、ないのかもしれないですね。
あくまで、私の感想ですが。
貫禄充分なララに対し、振り回され気味のピリカ。
お気楽そうに見えるデナリの姿が、ホッキョクグマ舎を和ませている・・・
そんな気がします。(^^)
いずれにしろ、非常に貴重な同居であることは、間違いないと思います。
もし時間があれば、この空気感を体感されてみてはいかがでしょう。
コメント
MAYUさんの分析のとおりだと思います。
同居開始時よりもララの表情が柔らかくなっていることと、隣でパフパフ言いながら覗いているデナリの存在にほっとさせられます♪
ララにとってはピリカ出産&別れがあって、
デナリ再会、ツインズ出産&別離なので、
ピリカのララに対する思い入れとは温度差が
あるなぁと感じますね(ララしか知らないし)。
旭山のコユキ&サツキも母娘じゃないですが
付かず離れずの一定距離だったと思うので、
大人メス同士の距離はこんな感じなのかな。