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ぽんぽこ劇場 3


円山動物園 エゾタヌキ

両親

この度、8頭の赤ちゃんが生まれた、エゾタヌキのお父さんとお母さんです。
名前は、「ポコタ」と「ポロン」。
滝川市で保護され、この春、円山動物園にやって来ました。
並んでくれれば、どちらがオスかメスかはわかりやすいのですが、
決定的な見分けるポイントは・・・


ポロン

今、お母さん「ポロン」の後ろ足の毛は、極力薄いです。おしりすらも・・
これは、おっぱいを飲ませる際に、毛が邪魔になるので、自分でむしったり、
擦れて抜けたりしたためだそう。
育児最優先と言う姿は、どの動物も胸をうたれます。
ポコタ

こちらは、お父さんの「ポコタ」。
全体の毛にまだらに黒毛が入っていて、今は、お尻~尻尾の毛が、ポロンより豊富に見えます。
巣穴

日中、外でうろうろしているのは、ポロンの確率が高く、
その間、お父さんはひとりで8頭の面倒をよくみています。
最近は、子供たちも一緒に、外に出て来ることも、多くなったようですが・・
出そう

赤ちゃんのフンの仕方は、やっぱり、しっぽを上げて・・・
出た

出たね・・・
その後、隠すこともなく、そのまま放置。
野生下では、一ヶ所に場所を決めてするという習性があるそうですが、飼育下ではどうでしょうね。
生後43日目

生後43日目、今朝の様子です。
朝から暑い朝、皆で巣穴の中で、ごろごろと寝ていました。
(あ、半目開けてる・・(* ̄m ̄))
寝てる

白い毛の割合も日ごとに増してきたよう。
足

両足ともまっすぐに伸ばして寝ていました。
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コメント

  1. 北二十四条 より:

    ともに多摩動物公園の話ですが、オオカミの母親も
    出産間近になると、おっぱい周辺の体毛が抜けるようです。
    知っている人は、それを見て・・・近いなと判断するみたい。
    多摩のタヌキはため糞をしているのですが、
    当然、近辺はニオイもあるので、そのニオイを憶えれば、
    野生下でタヌキを探す場合、そのニオイを頼りにすると、
    棲息しているかどうか、分かるようです。
    だいぶ色合いもタヌキっぽくなってきましたね。

  2. MAYU より:

    北二十四条さん
    円山でもため糞をちゃんとしているそうです。
    野生化だと、違うグループと共同のため糞場もあるそうです。

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